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辛い出来事を受け入れる魔法の言葉【辛い出来事は感謝を教えてくれる】

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辛い出来事をどうしても受け入れることができない。辛い出来事を受け入れる方法を教えてほしい

 

この記事ではこうした疑問にお答えします。

 

辛い出来事は生きている限り必ず誰にでも起こります。

 

すごくうまくいっているように見える人でも辛い出来事は必ず経験しています。

 

もちろん僕も虐待、倒産、精神疾患、いじめなどたくさんの辛い出来事がありました

 

辛い出来事を乗り越えるのは本人にしかできませんが、辛い出来事を受け入れる方法はあります。

 

この記事では辛い出来事を乗り越えることができずに悩んでいる人のために、少し気持ちが楽になる方法について書いています。

 

辛い出来事を受け入れて、前に向かって進んでいけるヒントになれば幸いです。

 

辛い出来事を受け入れる魔法の言葉


それでは辛い出来事を受け入れる魔法の言葉をお教えしたいと思います。



自分に起きた辛い出来事を、受け入れることができる力のある言葉です。



その言葉とは、



「はい、わかりました」



という言葉です。




思いどおりにならない状況になったとき、

辛くてどうしようもないとき、

 

悲しくてたまらないときに

「はい、わかりました」


と唱えてみてください。



そうすると、不思議と辛い出来事を受け入れる力がわいてきます。

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大野勝彦さんの経験から学んだ辛い出来事の受け入れ方



『はい、わかりました。』という言葉は、大野勝彦さんの経験から学んだ言葉です。



大野勝彦さんは、熊本で農業を営んでいた人です。


45歳のときに、トラクターに両手を巻き込まれ、両手を切断するに至りました。


救急車で病院に搬送され、大手術を受けた大野さんは、


自分が両手を失ったという現実をしばらく受け入れられませんでした。


大野さんは次のように回想しておられます。



両手を失ったとき、


「ああ、これでもう、なにもできないな」


と深い悲しみにおそわれました。

四十五歳。


世の中では、いちばん働きざかりと


言われる年齢です。


当時のわたしは仕事以外にも、いろいろな役職をまかされていました。

でも、そのすべてが


一瞬でなくなりました。







大野さんには、子どもが3人いました。



大野さんが入院中、病室に入ってくる子どもたちはいつもニコニコしていたのですが、



そんな子どもたちを見て、大野さんは、



「子どもたちは俺の痛みを分かっとらん」


と心の中で愚痴っていました。



しかし、あるとき、看護師さんが教えてくれたのですが、



子どもたちは病室の外で泣いた後、涙を拭いて、



「お父さんの前では、楽しか話ばっかりするとよ」



と三人で確認し合ってから、病室に入ってきていたのでした。


そして、大野さんは、三人の子どもたちが大野さんに宛てて書いた手紙を、奥さまから渡されました。

 

その手紙には、次のように書いてあったのです。

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こんどのお父さんの事故で、


わかったことが三つあります。

一つ、お父さんは強い人。

一つ、お父さんは、私たちには、なくてはならない人。

一つ、お父さんは尊敬できる人。

これを人前で胸を張って言えることがわかりました。




辛い出来事は感謝を教えてくれる



大野さんは、それまで、一度も人前で涙を流したことがなかったのですが、

この手紙を読んだときは、涙が止まらなかったそうです。

病院のベッドの上で号泣しました。



そして、大野さんは、

「自分は一人じゃない。こんなにも自分のことを思ってくれる家族がいる。


今までの生き方をこれで終わりにして、生まれ変わろう」と決意されました。


自分の人生に起きたことを「はい、わかりました」と受け入れる覚悟を決めたのでした。


大野さんはご著書の中で、次のように述べておられます。


ほとんどのことを失ったと悲観していたわたしが、


実はたくさんの贈り物をいただいていたことに気づくには、少しばかりの時間が必要でした。



その時間を縮めてくれたのが、家族や周りの人達からいただいた、やさしさと思いやりだったのです。



両手のない人生をはじめたわたしが、いちばん大切にしている言葉、


「はい、わかりました」



たくさんのやさしさを受けたわたしなりに気づいた、生き方の境地です。



そうやって、受け入れる人生を歩み始めると、それまで見えなかったことが、見えるようになりました。





大野さんは、

「何があっても、まずは『はい』と受けとめよう」

と心がけるようになって、

感謝の気持ちが湧いてくるようになったそうです。

そして、


「今まで感謝が足りんかった」と


痛感したそうです。



そして、大野さんは、

義手に筆を持ち、絵を描いたり、詩を書いたりするようになって、

個展を開催したり、詩画集を出版するようになられました。

そのような新しい人生を切り開く鍵を握った言葉が、

『はい、わかりました』なのです。


もしも次のような気持ちになってしまったときは、『はい、わかりました』と唱えてみてください。

 

メモ

辛い出来事が起きてどうしようもないと思ってるとき

思い通りにならずに苦しんでいるとき

悲しくて涙がとまらないとき

もうこれ以上がんばれないと思ってしまったとき

なにもかもが嫌になってしまったとき





『はい、わかりました』と言うと、辛い出来事に抵抗するのをやめて

 

受け入れるようになります。

 

辛い出来事を受け入れるようになると、今まで見えていなかった感謝できる気持ちがわいてくるようになります。



辛い出来事を受け入れることができずに悩んでるなら、抵抗するのをやめて『はい、わかりました』と受け入れてみましょう。


そうすると辛い出来事は、自分に感謝の気持ちを教えてくれる出来事だったのだと気づけるようになります。

 

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まとめ

 

辛い出来事を受け入れる魔法の言葉は『はい、わかりました』

 

辛い出来事は感謝の気持ちを教えてくれる

 

辛い出来事が起こったら抵抗せずに、『はい、わかりました』と受け入れてみよう

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