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リーダーを辞めたいと言う前にリーダーシップについて考えてみよう

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自分はリーダーに向いてないので辞めたい。リーダーは向いてる人に任せればいいんじゃないの?

 

この記事ではこうした疑問にお答えします。

 

リーダーになったはいいけど、自分には向いてないので辞めたいと思うこともあります。

 

生まれつきリーダーの素質を持ってる人なんて、ほとんどいないからです。

 

いきなりリーダーに抜擢されてその重みに苦しみ、リーダーを辞めたいと思うことは不思議ではありません。

 

ただリーダーをやることで、自分にとってプラスになることも事実です。

 

リーダーを辞めたいと言うまえに、リーダーをやるとどんないいことがあるか知っておきましょう。

 

またリーダーの精神的負担が減る方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

リーダーを辞めたいという前に考えておきたいこと

 

リーダーを辞めたいと思うのは、リーダーが自分には向いていないと思ってしまうからです。

 

僕もリーダーを任されたときは自分には無理と思っていました。

 

ただせっかくリーダーに任命されたのに、すぐに辞めたいと思うのはもったいないです。

 

自分のリーダー像がカリスマ的な存在だと思っているなら、リーダーをやるのは負担になってしまいます。

 

ここではリーダーを辞めたいと思う前にリーダーに求められる役割をご紹介します。

 

リーダーに求められる役割を知って、もしかしたら自分でもできるかもと思ってもらえれば幸いです。

 

リーダーは部下から反論されることを喜ぼう

 

部下に反論されるようなリーダーはダメなリーダーだと思ってしまいがちです。

 

これは反対で、リーダーは反論されやすい空気を作るのが仕事です。

 

反論がなくなると現場で事故が多発します。

 

たとえば旧ソビエトは副操縦士が機長に何も進言できない状態だったので、飛行機事故が多発していました。

 

機長に進言するのが怖くて誤りに気付いてもなにも言えなかったのです。

 

リーダーが反論を許さない空気を創ると、現場は何も言えなくなり正しい情報が入ってこなくなります。

 

部下に反論されるリーダーは頼りないと思う人がいますが、全く逆です。

 

部下に反論を許すリーダーこそが、自分で考える部下を育て自分にも正しい情報が入ってくるのです。

 

リーダーが判断を間違えるのは当たり前

 

リーダーが判断を間違えるのは当たり前です。

 

リーダーも人間なので、間違えることはいくらでもあるからです。

 

危険なのはむしろ、「自分は正しい」と思ってしまうことです。

 

自分は正しいと思ってしまうと、部下は誰もついてこなくなります。

 

リーダーが判断を間違えて、部下が「それ間違ってますよ」といえるチームが強いのです。

 

なぜなら間違いを早く修正していくと、前に進むスピードが速くなるからです。

 

リーダーが判断を間違えて修正を繰り返すことで、スピードが上がり強いチームになっていきます。

 

リーダーが判断を間違えるのは当然なんです。

 

リーダーは自分が部下より目立ってはいけない

 

リーダーは自分が一番仕事ができて目立とうとしてはいけません。

 

なぜなら自分が一番仕事をして目立つと、部下が育たないからです。

 

部下を目立たせるために黒子に徹することができるのが良いリーダーです。

 

部下が生き生き仕事ができている状態を創れるリーダーが良いリーダーなのです。

 

自分が一番仕事ができないといけないと思うと、リーダーを辞めたくなってしまいます。

 

リーダーは部下へのサービス業

 

リーダーは部下をモチベートするサービス業です。

 

部下がやる気にならないと、良いパフォーマンスが出せないからです。

 

具体的にはリーダーは、部下に関心を持って声をかけます。

 

一番やってはいけないのは、部下に無関心になることです。

 

人は自分に関心を持ってもらえないと士気が下がり、仕事の質も下がるからです。

 

部下に関心をもつためには、何気ないことで声をかけることです。

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リーダーが何気ないことで部下に関心をもつから、部下はお客様にも関心をもつことができます。

 

誰もが自分に関心を持ってもらいたいのです。

 

だからこそリーダーは部下に関心を持って何気ない声をかけるだけで、良いリーダーになれます。

 

部下の仕事を喜んであげよう

 

良いリーダーは部下の仕事を喜びます。

 

リーダーに喜ばれた部下は、さらに良い仕事をしようと頑張ります。

 

喜ぶときに大切なことは、ほめるときに「うれしい」と言ってあげることです。

 

リーダーから「うれしい」と言われた部下は、そのことを伸ばそうとします。

 

リーダーは部下に「うれしい」と喜んであげるのが仕事です。

 

人は怒られたことよりも、「うれしい」と喜ばれたことを伸ばしていこうとします。

 

リーダーを辞めたいと言う前に、部下にたくさん「うれしい」と言ってあげましょう。

 

きっと周りから辞めないでくださいと言われるようになります。

 

リーダーは自分の人生をコントロールできる

続いて、リーダーをやるとどんな良いことがあるのかをご紹介します。

 

リーダーを辞めるのはいつでもできるので、どんな良いことがあるのかも知っておきましょう。

 

リーダーになると人生をコントロールできる

 

自分でリーダーシップをとらずにフォロワーの道を選ぶということは、自分のコントロール権を手放してしまいます。

 

確かにフォロワーとしてついていくほうが責任を取らなくてすむし自分で何も考える必要がないので楽です。

 

何か問題が起こったときはリーダーの責任になりますので、自分に対した被害はありません。

 

けれども、フォロワーとしてついていくということは全てリーダーに依存してしまうということになりますので自分でコントロールできなくなってしまいます。

 

フォロワーの道を選んだ時点で自分のコントロール権を手放しているのです。

 

カリスマリーダーになるわけではない

 

リーダーシップをとるということはなにもカリスマ的なリーダーになるということではありません。

 

みながスティーブ・ジョブズや孫正義といったようなカリスマ的なリーダーの素質を兼ね備えているわけがないので当然です。

 

ただ、日常生活の中でリーダーシップをとる機会はいくらでもあります。

  • 昼食で何を食べるのか、
  • 会議でどんなことを議題にするのか
  • 休日に何をして過ごすのか

 

などこうしたことを自らが先頭に立って自分の考えを伝えることができる人のことをリーダーシップを持っているといえます。

 

生まれもってのリーダーシップを持ち合わせていない人がほとんどですから、こうした日常の場面で自分のリーダーシップ力を育てていくことが大切です

 

こうしてリーダーシップをとるかフォロワーを取るのかは日常のさまざまな場面に現れます。

 

リーダーシップをとらないとコントロール権を他人に渡してしまう

 

リーダーシップを取らないということは、日常の場面で多くのコントロール権を相手に委ねて生活しているということです。

 

つまり、相手が指示した方向へついていくのでコントロール権は相手が持っているということになります。

 

フォロワーの立場で相手についていき自分が望まない結果になってしまったとしても、自分がリーダーシップを取らないという選択をしたため、文句をいうことは筋違いなのです。

 

リーダーシップは生まれ持っての性質ではなく、後天的に身につけることができます。

 

リーダーの役割は、しかるべき目標を掲げ先頭を走ることに他なりません。

 

時には重要な決断を迫られることもあります。

 

こうした一連の流れを自らの責任で引き受けるためリーダーには想像もつかない負荷がかかりますが、その対価として自分の手にコントロール権を手にすることができるのです。

 

リーダーの立場をとることは大変なように見えて最も成長し、自分で自分の人生をコントロールする力を身につけることができます。

 

日常の小さなことからリーダーシップをとる練習をしてみると少しずつ失っていたコントロール権がもどってくるようになります。

 

まとめ

 

リーダーを辞めたいと思う前に、リーダーに求められる役割を知っておこう

 

カリスマリーダーになろうとすると、リーダーを辞めたくなる

 

リーダーを辞めたいと思うのは、自分のリーダー像と役割の間にギャップがあるから

 

フォロワーの立場をとることは、一見楽なように見えるが自分のコントロール権を相手に委ねているようなもの

 

日常のさまざまな場面でリーダーシップをとることで自分の手にコントロール権を少しずつ取り戻すことができる。

 

リーダーには大きな負荷がかかるが、その対価として自分で状況をコントロールする権利が手に入る

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