この記事ではこうした疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は若いころに急に対人恐怖症を発症し、人と話すのが怖くて仕方ありませんでした。
人と話すことが怖くてうまく話せず、人間関係がうまくいかなかったこともたくさん経験しています。
そんな経験をしてきたので、どうすれば人と話すのが怖くなくなるのかを探し続けてきました。
僕が見つけた一つの答えは、人と話すのが怖くなるのは自分に意識が向きすぎているからです。
自分への意識をそらすことができれば、人と話すのが怖くなくなります。
人と話すのが怖くて悩んでる人には、悩みを解決するヒントになるはずです。
実際に試してみて効果があった方法なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
人と話すのが怖いときは自分に意識が向いている
人と話しをするのが怖くてなってしまうのは、自分に意識を向け過ぎていることが原因です。
なぜなら相手に意識を向けるのではなく、自分がどう思われているのかに意識が集中しているので不安で怖くなってしまうからです。
自分に意識を向けすぎると、自ら想像の世界の中で恐怖心を創り上げてしまいます。
たとえば人と話しているときに、
- 自分はどう思われているか
- 自分のことを良く思っていないのではないか
- 自分は嫌われてるのではないか
- 自分はバカだと思われてるのではないか
などを自動的に考えるため、自分に意識が集中してしまい恐怖心がどんどん膨れてしまいます。
つまり自分に向けられた意識の中で、自らが創り上げた恐怖の中で苦しんでいるのです。
実際に目の前の人が怖いのではなく、自分で作り上げた相手像が怖いだけです。
こうして自分に意識を向けすぎてしまうと、自分を守ろうという意識が働いて相手と接することが怖くなってしまいます。
自分のことを良く思われたいという気持ちから、自分に意識が向いてしまうのはまさに僕が陥っていた負のスパイラルでした。
自分が嫌われたくないあまりに過剰に自分に意識を向けてしまい、目の前の相手が怖くなっていたのです。
相手から嫌われたり、バカと思われてると考える根拠はどこにもなくて、単に自分が思い込んで怖くなってるだけでした。
もしも同じように人と話すのが怖いと感じてるなら、自分に向いている意識を相手に向けるだけで恐怖心は薄れていきます。
自分が創り出した想像の世界から外に出て、相手のことに意識を向けると目の前の人は怖くない事実に気づくはずです。
僕が人が怖い状況を乗り越えた体験談は以下に記載しています。
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相手にどう思われるかはコントロールできない
人と話すのが怖いときは、相手にどう思われるのかをコントロールしようとするのをやめることも大切です。
なぜならいくら相手がどう思うかをコントロールしようとしても、それは不可能だからです。
相手がこちらのことをどう思うのかをコントロールしようとすると、よけい不安になり怖くなってしまいます。
さらに相手にどう思われるのか、自分のことを良く見せたいという気持ちに意識が向きすぎてちょっとした相手の反応にビクビクするようになってしまうのです。
どうせ相手にどう思われるのかは自分のコントロールの範疇から外れているのですから、過度に意識する必要などありません。
自然体でいて相手が離れていくこともあれば気が合うこともあるので、あるがままの自分でいることが一番楽なのです。
参考
「相手にどう思われるかはコントロールできない。コントロールできるのは自分だけ」なのを忘れないでください。
相手をコントロールしようとして苦しくなってしまうくらいなら、割り切って自然体の自分で相手に接してみるほうがよほど楽に人と接することができます。
相手がこちらのことをどう思うのかは、どれだけ頑張ったところで自分の力ではコントロールできません。
相手に好かれようとどれだけ頑張っても、結果的に嫌われることもたくさんあります。
自分がコントロールできる範囲を超えているものをコントロールしようとするので無理が生じてしまうのです。
このようにいくら相手の気持ちをコントロールしようとしたところで、相手にどう思われるのかは自分の力ではどうすることもできません。
相手をコントロールという意識が働いてしまうとうまく人とコミュニケーションできなくなってしまいます。
人と話すのが怖いときは、相手をコントロールしようとするのを手放してみることも大切です。
まとめ
自分に意識を向けすぎると相手とうまくコミュニケーションできない
相手にどう思われるのかは自分ではコントロールできないと割り切る
自分がコントロールできないことに意識を集中させずに自然体の自分でいるほうがよほど楽に人と接することができる。
どうしても人と話すのが怖い人は、水島広子先生の『つい、気にしすぎてしまう人へ』がおすすめです。
人と話すのが怖くて、肩の力が抜けなくなったときはスッと力を抜いて人と接する方法を教えてくれるオススメの一冊です。