この記事ではこうした疑問にお答えします。
もし今運が良くなくてついてる人が持つ習慣を知りたいなら、この記事は役に立ちます。
この記事を最後まで読めばついてる人の習慣がわかり、運が良くなるための秘訣が知れるのでぜひ最後まで呼んでみてください。
まずは幸せを手に入れた王子の話を引用して、ついてる人の習慣と運が良くなるための秘訣をご紹介したいと思います。
幸せを手に入れた王子の話
まずは一つお話を紹介します。
むかしむかしのある国のお話です。
その国はとても豊かで、王が絶大な力を持っていました。
そしてその王には、一人の王子がいました。
王子はとても立派な学者でした。
学問ができ、武術にもたけていました。
王から愛され、国民からの尊敬も集めていました。
国中のすべての富は王子の欲するままです。
また隣国から、とても美しい姫を妻に迎えました。
欲しいもの全てを手にしている王子でしたが、なぜか幸せではありませんでした。
いつも何かものたりなさを感じていたのです。
そしてため息ばかりつくようになりました。
王は心配し、王子にたずねました。
「おまえは欲しいものをすべて手に入れているのに、どうして幸せそうでないのだ?」
王子は答えました。
「私にもわかりません。
たしかに欲しいものすべてを手に入れていますが、何かが物足りないのです。
心の底から生きている実感がわきません」
そこで王は「王子を幸せにしたものには、望みの褒美を与える」という布令を国中にだしました。
そして一人の男が城にやってきました。
王はその男に問いました。
「本当に王子を幸せにできるのだな?それができればどんな褒美でも与えてやるぞ」
男は答えました。
「褒美はけっこうです。
王子様が幸せになれるのでしたら、私にとってそれが何よりのご褒美です。
この方法を使えば、どんな人でも幸せになれます。
この手紙を王子様にお渡しください。
この中にその方法が書いています」
男はそう言うと、王に手紙を渡して名も名乗らずに帰っていきました。
そして王子は王から渡された手紙を開けました。
手紙にはこう書いてあったのです。
「毎日1回以上、誰かの幸せに貢献することをしなさい」
この言葉は王子の心に響きました。
「これだ!
私は今まで人から与えてもらってばかりで、人に与えることを全くしてこなかった。
自分のことばかり考えて、人を喜ばせることなど全く考えていなかったんだ!」
その日から王子は人を喜ばすことで、幸せに暮らすことができるようになりました。
ついてる人の習慣と運が良くなるための秘訣
ついてる人の習慣と運が良くなるための秘訣は「人に与えること」です。
なぜなら「人に与えること」を習慣にしていると、結果として自分が与えられることになるからです。
「人に与えること」は自分ができる範囲のことからやっていきます。
「人の役に立とう」とか「人に親切にしよう」、「人を喜ばせよう」という気持ちをもつことです
経営コンサルタントの船井幸雄さんは、これを「ギブ・アンド・ギブ法」と呼んでおられ、運が良くなるための秘訣とおっしゃっています。
見返りを期待するのではなく、与えることを純粋に楽しむのです。
稲盛和夫さんも、「豊かになるためには『利他の心』が大切」とおっしゃっています。
仏教で重視される「慈悲の心」も、まさしく「人に与えること」といえます。
またキリスト教の新約聖書にも、次の言葉があります。
「与えよ、さらば与えられん」(ルカの福音書6)
このように「人に与えること」が習慣になっているのが、ついてる人なのです。
人に喜んでもらえれば、とても幸せな気持ちになれます。
人から喜ばれれば幸せになれるのは、人間に与えられた本望だと思います。
ぜひついてる人の習慣と運が良くなるための秘訣を実践して幸せな人生を実現してください。
さらに運が良くなる方法を知りたい人は以下の記事も参考になります。
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まとめ
ついてる人の習慣と運が良くなるための秘訣は「人に与えること」
「人に与えること」を習慣にしていると、必ず自分に返ってくる
「人に与えること」で結果的に自分がついてる人になり、幸せになることができる