この記事ではこうした疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、これまで虐待やいじめ、会社の倒産や精神障害など辛い経験をたくさんしてきました。
人の痛みがわかる本物の優しい人になるために辛い経験が必要なんです。
辛い経験を乗り越えて優しくなれる人は、辛い経験をしているからこそ相手の心の痛みがわかり相手に寄り添うことができるようになるのです。
この記事は辛い経験が、いったいなんの役に立つのかわからない人のために書いています。
この記事を最後まで読めば、辛い経験をした人がなぜ優しい人になるのかわかるのでぜひ最後まで読んでみてください。
辛い経験をした人ほど優しい人になれる
人生で辛い経験をした人ほど、優しい人になれます。
なぜなら辛い経験をしているからこそ、他人の心の痛みが自分のことのように理解できるようになるからです。
参考
たとえば学生の頃にいじめにあっていた経験はほんとうに辛い経験です。
ただいじめがどれだけ辛い経験なのかは、経験した本人にしかわかりません。
大人になって社会に出てからもいじめは存在します。
そんなときに自分がいじめられた辛い経験があるからこそ、相手の心の痛みを理解して相手に寄り添う優しい人になれます。
ただ優しい人全員が、過去に辛い経験をしていたかというとそんなこともありません。
もともと生まれつき優しい人ももちろん存在します。
ただ優しい人は高い確率で、人生で後天的に辛い経験をして相手に寄り添うことができるようになっている人が多いです。
優しい人と接したときに、これまでに乗り越えてきた経験を聞いてみると必ずもっていると思います。
以下の動画は辛い経験を乗り越えて優しくなれた人の実体験にもとづく動画です。
僕も何度も見返して涙しているので、ぜひご覧ください。
もし今辛い経験をしているとすれば、優しい人になれる土台になるのでぜひその辛い経験を乗り越えてください。
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辛い経験を乗り越えてきた人にはオーラがある
辛い経験をして優しくなれる人と、自暴自棄になる人の違い
辛い経験をして優しくなれる人と、自暴自棄になってしまう人も存在します。
辛い経験を乗り越えてきた人は、接していてプラスのオーラがあります。
辛い経験で自暴自棄になってしまった人には接していてマイナスのオーラがあります。
辛い経験をして優しくなれる人は、「この経験から何を得れるか?」という問いを自分に投げかけています。
辛い経験をして優しくなれる人は、辛い経験こそ得られるものが大きいことを知っているからです。
参考
僕もいじめや虐待を受けた経験がありますが、その経験があったからこそ人の痛みがわかり人に優しくできるようになりました。
その経験があったからこそ、「この経験から得たものは何か?」という問いが生まれて、辛い経験を糧にすることができています。
僕が得たものは、「人間は弱い生き物で自分より弱い生き物をいじめて優越感を感じてしまう。けれど自分次第でその弱さを克服することができる」という教訓でした。
いじめを受けて思い出すだけでも辛いと思っているだけでは、その辛い経験を糧にすることができません。
思い出すのは辛いですが、自分のためにも『この経験から得たものは何か?』の答えを探していきます。
考えていくうちに、思い出すのも辛かったような経験が自分を大きく成長させるために必要だった経験に切り替わっていきます。
辛い経験を自分にとってのマイナスの経験とだけ捉えていては、自暴自棄のオーラがでてしまいます。
理不尽に自分が辛い経験をしてしまっただけで終わっていては、何も得ることができません。
辛い経験を経て優しくなれる人と、自暴自棄になる人の違いは、辛い経験から得たものがあるかどうかの違いです。
人は辛い経験から教訓を得てプラスに転じさせる能力を持っている
人は過去の辛い経験から教訓を学び、自分にとってプラスに転じることができる能力を持っています。
これは人間だからできる能力であり、マイナスな出来事をどこまでもプラスに変えていくことができます。
辛い経験をマイナスなままで終わらせてしまうのは、せっかく与えられた能力をうまくつかいこなせていないともいえるのです。
辛い経験をプラスに転じる能力について、作家のウィリアム・ポリソは次のように述べています。
人生でもっとも大切なことは利益を活用することではない。それならバカにだってできる。
真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。このためには明晰な頭脳が必要となる。
ここが分別ある人とバカ者との分かれ道だ。
また偉大な心理学者アルフレッド・アドラーも次のように述べています。
人間の驚嘆すべき特質の一つは「マイナスをプラスに変える」能力である。
もしも過去の辛い経験を持っているなら、同じ経験をして悩んでいる人を助ける機会でもあります。
辛い経験に対して恨みつらみを言い続けるだけでは、プラスに転じるどころか辛い経験をしただけで終わってしまいます。
辛い経験をするのは生きている限り避けて通れません。
辛い経験からいかにして果実を得ることができるのかに知恵を絞ってみるのが重要です。
こうして辛い経験から多くの教訓を得てプラスにすることができると、人の痛みがわかる優しい人間になっていきます。
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まとめ
人間は辛い経験から何かを学びとって優しい人になれる力を持ち合わせている
誰しも辛い経験をすることは避けて通れないのだから、そこから教訓を得て人の痛みがわかる優しい人に辛い経験を活かす
いつまでも辛い経験を根に持っていても自分にとって何のプラスも生まれない
辛い経験を乗り越えた人ほどオーラをもっている
人生で起こる辛い経験を乗り越えるには、以下のバイブルがお役に立ちます。
僕も何度も読み返している本です。
ぜひ参考にしてみてください。
『道は開ける』