この記事ではこうした疑問にお答えします。
この記事で解説している「自分はダメな人間だと思う思い込みから脱却する方法」を実践すると、自分はダメな人間と落ち込むことがほんの少しだけ少なくなります。
実際に僕も昔は事あるごとに自分はダメな人間と思い込んでいて、この方法を実践してらほんの少しだけ自分に自信がもてるようになりました。
いま自分はダメな人間だと思っているなら、それは自分で創った思い込みに過ぎません。
自分はダメな人間だと苦しんでいるなら仕事にも影響がでてしまいます。
この記事を読めば自分はダメな人間という思い込みから解放されるのでぜひ参考にしてください。
自分はダメな人間だと思うのは単なる思い込み
自分が何をやってもダメだという状況は、自分はダメなやつなんだという強い思い込みからもたらされています。
なぜなら自分はダメな人間だと何かあるたびに思うので、何をやってもダメなように無意識に行動してしまっているのです。
また自分がダメな人間なんだと思い込んでいるから、自分のダメなところばかりが目に付いてしまいます。
参考
たとえば嫌いな人を見ていると何をやっていても嫌なところばかりが目に付いてしまいます。
反対に好きな人を見ていると何をやっても愛おしく見えてしまうものです。
これは相手に対しての「何をやっても好きか嫌いか」の思い込みがあるからです。
同様に自分に対しても同じことがいえます。
自分はダメな人間と思い込んでいると、自分のダメなところばかり目に付きます。
一方で自分はやればできる人間と思い込んでいると、自分の良いところばかりが目に付きます。
自分はダメな人間と思う状況から脱却していくためには、まず自分の思い込みから書き換えていくのが最初のステップです。
そうは言っても今まで自分は全然ダメな人間だと思い込んでいたのに、急に自分には価値があるなんて思えないという気持ちももちろんわかります。
そんなときは、なにかあるたびに「自分は絶対に大丈夫」と唱えてください。
これを1万回くらいやると、自分はダメな人間と思わなくなっています。
自分はダメな人間と思うのは、思い込みによるものです。
これから自分が望んだ現実になるように、自分で自分の思い込みを書き換えていけばいいだけです。
自分はダメな人間だとため息をつきそうになったら、「自分は絶対に大丈夫」と思い込みを書き換えると少しずつ現実は変わり始めます。
もしも自分に自信がないなら自信をつけるための方法はこちらの記事で解説しいます
頭の中を繰り返されるマイナスの言葉をストップする
自分はダメなやつという思い込みから脱却するためには、頭の中で繰り返されるマイナスの言葉をストップすることも大切です。
自分はダメなやつと思い込んでいると、頭の中でマイナスな言葉のテープが繰り返し再生されてしまいます。
頭の中で繰り返されるマイナスの言葉を止めることで、自己暗示の思い込みから脱却できるからです。
具体的には、
- 自分なんてどうせ何やってもダメだ
- どうせ自分はうまくいかない
- やっぱり自分はダメだ
- 自分ばかりこんな目に合う
などなど自分に対してのマイナスな言葉が繰り返されるのをストップすることです。
マイナスのテープを頭の中で繰り返し流し続けてしまうと、自分はダメなやつという思い込みが一層強化されることになります。
昔の音楽が流れると当時の記憶が想起されるのと同様に、マイナスな言葉のテープが流れ始めると勝手にダメな自分を想像してしまいます。
こうしたマイナスな言葉のテープは意識して停止ボタンを押しにかからないとエンドレスで頭の中を流れ続けます。
マイナスな言葉のテープが流れ始めたと思ったらすぐに意識して止めにかからないと、言葉に引きずられて気持ちも沈んできてしまいます。
言葉が回り始めて次に感情が後追いしてきますので、最初にマイナスな言葉のテープが流れ始めた時点でストップすれば気持ちまで沈むことはありません。
できることなら、マイナスな言葉のテープを切り替えてプラスの言葉のテープを繰り返し自分の頭の中で流してあげるようにすることです。
例えば、
- 自分ならできる
- 自分は大丈夫
- 自分は運がいい
- 自分にできないことはない
などプラスの言葉に書き換えて頭の中をリピートするようになれば、その言葉を実現しようと無意識に体が動くようになります。
まずはマイナスの言葉のテープを止めてみると、自分はダメなやつという思い込みから抜け出すことができるようになります。
言葉が自分を創るので自分はダメな人間という言葉を消してしまう
また自分はダメな人間と思うことも発言することも控えるべきです。
自分がふだん発する言葉が自分を創るからです。
たとえば物理的な人間の身体は食べたものでつくられていきます。
ジャンクフードばかり食べていれば身体はどんどんおかしくなっていきます。
栄養のバランスが取れた食生活をしていれば身体は調子の良い状態が続きます。
一方で心はどんなものからできているかというと、自分が普段発する言葉からできています。
言葉が心をつくります。
- 身体は明らかに目に見えるものですし、不調をきたせば病院にいって治療を受けることができます。
- けれども、心は目に見えないものですし身体と同じで不調をきたすこともあります。
ふだんから自分はダメな人間だと思い続けていると、心にジャンクフードを与え続けているようなもので心が不調をきたすようになっていきます。
反対に自分は大丈夫なんだと発し続けていると、心もだんだんと前向きに感謝の気持ちに満ち溢れてくるようになっていきます。
こうした言葉の力は、ふだんから発する言葉だけでなく頭の中で繰り返される言葉も含まれます。
普段発する言葉を変えることでも心は満たされていきますが、頭の中で自分はダメなやつという言葉が繰り返されているとその効果は半減してしまいます。
もしもネガティブな言葉が頭の中を反芻してしまったら、その都度ポジティブな言葉に修正していきます。
たとえば何か失敗して「やっぱり自分はダメだ」という言葉が頭の中に繰り返されたとします。
その言葉は口には出さないのはもちろんですが、頭の中で繰り替えさすこともストップさせます。
「ここからどうやって状況を改善しようか」という問題解決に切り替えて頭の中の言葉を自ら修正します。
こうして地道な作業ではありますが、コツコツ言葉を変えていくことで心のバランスがとれるようになっていきます。
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もしも自分はダメな人間だと口に出すことが習慣になってしまっていれば、心のバランスも崩れているかもしれません。
バランスの取れた食生活と同様に、普段の言葉にも気を付けることで自分はダメな人間という状態から抜け出すことができます。
自分をダメな人間と思ってると仕事もできない人間になる
自分をダメな人間と思ってると仕事もできない人間になってしまいます。
なぜなら自己暗示のようなもので、頭の中で「自分はダメな人間」という言葉がリピートしているため、無意識に仕事ができないように行動してしまうからです。
たとえば「自分はダメな人間」と思い込んでいると、自然と猫背で自信がなさそうな態度になってしまいます。
「自分はダメな人間」という思い込みが外見の態度にでてしまうのです。
メラビアンの法則では非言語情報が相手に与える印象は93%です。
「自分はダメな人間」と思い込んで態度に出してしまうと、仕事で関わる相手にもあまり良い印象を持たれなくなってしまいます。
そうすると周りの人は次のように思ってしまいます。
- 頼りなさそうだな
- この人に仕事を任せても大丈夫かな
- 話しかけけにくいな
- 仕事できさそうだな
などと仕事であまり良い印象を持たないはずです。
もちろん中には、自分がダメな人間と思っていてもたまたま才能があって仕事ができる人は存在します。
ただ多くの場合は、自分をダメな人間と思うと無意識にも仕事ができない行動になってしまいます。
自分をダメな人間と思うのは、仕事にも悪影響がでてしまうのでできるだけ考えないように訓練しましょう。
もしどうしても自分をダメだと思うなら、『うまくいっている人の考え方』がおすすめです。
まとめ
- 頭の中で自分はダメなやつと思うのを停止する
- マイナスの言葉がリピートし始めたらすべてプラスの言葉に置き換える
- 意識しなければマイナスの言葉のテープはエンドレスで頭の中を流れ続けるのですぐに止める
- 目の前の現実は自分が創り上げてきた思い込みによるもの
- 目の前の現実を変えたければ自分がダメな人間という思い込みを書き換える
- まず自分はそのままで素晴らしいんだと思い込んでみる
- 言葉が心をつくる
- 普段から発する言葉だけでなく、頭の中で繰り返される言葉も変えていくことで心のバランスがとりやすくなる
- ネガティブワードは自分の中から排除する