この記事ではこうした疑問にお答えします。
生きていると悩みはつきものですけど、悩んでも仕方ないことで悩むのは辛い。
僕も将来の不安や、過去の出来事など悩んでも仕方ないことで悩むことが多くて息苦しくなっていました。
悩んでも仕方ないことは、いくら悩んでも答えが出ないので悩んだ時間だけ自分を苦しめることになります。
この記事では悩んでも仕方ないことで悩んで苦しんでいる人のために、悩みから抜け出す方法をご紹介しています。
悩んでも仕方ないことを悩むのをやめる具体的な方法を書いているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
悩んでも仕方ないことで悩むときの対処法
悩むのではなく問題を明確にして考えるようにする
悩んでも仕方ないことで悩むのではなく、問題を明確にして考えるようにすると悩みはストップします。
なぜならまず大前提として、「悩む」と「考える」は似ているけれども、全然違うからです。
悩むとは頭の中で考えが堂々巡りになっていて、思考が前に進んでいません。
一方で考えるとは、問題を解決するために前進しようとしている状態です。
頭の中で漠然としたことに「悩んでいる状態」から、前に進んでいる「考えている状態」にすることで悩んでも仕方ないことで悩まなくなります。
たとえば同僚から「使えないやつと思われたらどうしよう」と悩んでいるA君がいます。
A君は同僚から仕事を頼まれるたびに、「自分が使えないやつと思われたらどうしよう」と悩んでしまいます。
会議で発言をするときも「間違えたことを話して、使えないやつと思われたらどうしよう」と悩んでしどろもどもになってしまいます。
仕事が終わってからもA君はずっと「自分は使えないやつと思われている」と悩み続けてしまう。
そんなA君を客観的に見ると、「自分が使えないやつと思われるかどうか」で悩むことは悩んでも仕方のないことで悩んでいます。
なぜなら相手がどう思うかは、A君がコントロールできることではないからです。
A君が悩むのをやめて考える状態になるためには、まずは問題を明確にすることです。
A君が考える状態になるためには、
- 自分自身が人の目をいちいち気にしてしまうのをやめるにはどうすればいいのか？
- 同僚に認められるためには具体的にどんな成果を出せばいいのか？
だったり解決したい問題を明確にしてみます。
そうすると同僚の目を気にして悩んでも仕方ないことで悩んでいた状態から、具体的な問題を解決するために考えるようになっていきます。
漠然とした悩んでも仕方ないことで悩む状態から、問題を明確にして解決に向けて考えるようになります。
悩んでも仕方ないことで悩むのをやめたいなら、まずは問題を明確にして考えるようになると悩むことがなくなります。
悩んでも仕方ないことで悩むときは、最悪の事態を想定して腹を括ってしまう
悩んでも仕方ないことで悩む時は、起こりうる最悪の事態を想定してしまって腹をくくってしまうとそれ以上悩まなくなります。
なぜなら最悪の事態を受け入れる覚悟ができれば、あとは最悪の事態より良いことしか起こらないので悩む必要がないからです。
たとえばSNSなどでメッセージを送っても既読にならずに、自分は嫌われてしまっているのではないかと思い悩んでしまう人がいます。
この時点では自分が嫌われているかどうかの確証は持てません。
それにもかかわらず、何が原因で嫌われてしまったのかをくよくよ悩んでも結論など出るはずがないのです。
嫌われてしまったかもしれないしそうでないかもしれない。
悩んでも仕方ないことをいくら悩んでも解決方法など出てくるはずがありません。
いっそのこと起こりうる最悪の事態を想定してしまって腹をくくってそれ以上悩むのをやめてしまいましょう。
自分は嫌われてしまっていると最悪の事態を想定してしまえばいいだけです。
仮にそうだったとするならここからどうやって問題を解決するのかを考えるほうが悩むよりはまだましといえます。
悩んでも仕方ないことを悩むと出口のない迷路に迷い込んだようにグルグル堂々巡りに悩んでしまいます。
そうならないためにもひとまず最悪の事態を想定してしまって腹をくくってしまえば、悩むこともなくなりあとは問題を解決するために考えを集中することができます。
悩んでいることと考えていることは似ているけれども全く別物です。
いったん最悪の事態を想定してしまって、そうならないように問題を一つずつ解決していくことが考えている状態といえます。
限りある時間を悩んでいることに使うのはもったいないです。
できる限り早い段階で最悪の事態を想定してしまって腹をくくってしまうと、悩む状態から考える状態になります。
まとめ
起こりうる最悪の事態を想定してしまえば、あとは悩んでも仕方ないことで悩む必要がない
悩むよりも考える
いつまでも悩んでいる状態が続いていると集中力が奪われ続けてしまう。
悩んでも仕方ないことで悩むのではなく、問題解決へと行動に移す
参考文献：『道はひらける』
