この記事はこうした疑問にお答えします。
悲しい出来事は人生を生きている限り誰にでも訪れます。
悲しい出来事が一度もないというのは無理なので、知っておきたいのは悲しみとの付き合い方です。
悲しい出来事が起こったときに、上手に悲しむことができれば悲しい感情をある程度はコントロールできます。
悲しい出来事が起こって気持ちの整理がつかない人のために、知っておきたい悲しみの癒やし方をご紹介します。
この記事を最後まで読めば、悲しい出来事が起こったときにうまく自分の悲しさと付き合うことができるのでぜひ最後まで読んでみてください。
悲しい出来事が起こったときはしっかりと悲しい気持ちを感じきる
悲しい出来事が起こったときは、悲しい感情に蓋をしようとせずにとことんまで悲しい気持ちを感じきります。
なぜなら感情は深く味わえば味わうほど、薄れていく性質を持っているからです。
たとえば僕も経験がありますが、身近で大切な人が亡くなったときに悲しい気持ちを無理に押し込んでしまうとその後ずっと引きずることになってしまいます。
そのときは悲しいという感情が麻痺してしまって、喜怒哀楽がなくなってしまいました。
悲しい出来事があったことは事実で、自分が悲しいと思っているなら思い切り悲しい気持ちを感じきりましょう。
ただ自分一人で感じきるとおかしくなってしまいそうなくらい悲しい感情もあります。
そんなときは専門家のセラピストやカウンセラーに相談するのも大切です。
あくまでも悲しい出来事が起こったときに耐えれる範囲で、悲しい自分を受け入れてあげてください。
悲しい出来事があったときは、あるがままの自分が悲しいと思っている感情をしっかりと受け入れて悲しみましょう。
十分に悲しんだら、悲しいという感情はだんだん癒やされていきます。
悲しい出来事が起こったときは無理して明るく振る舞おうとしない
男性に多いですが、悲しい出来事が起こったときは無理して明るく振る舞おうとしないほうがいいです。
なぜなら自分の悲しい気持ちを無視して、外見だけ明るく振る舞うのは自分の気持ちを否定していることになるからです。
たとえば彼女に振られて本当は悲しいのに、無理して明るく振る舞ってしまうの無理があります。
人前で悲しむのを見せたくないなら、人が見ていないところで思い切り悲しみましょう。
その方が、早く悲しい出来事から立ち直ることができるようになります。
もしかすると、悲しい気持ちを押し込んで明るく振る舞っていたほうが元気がでると思う人もいるかもしれません。
ですが、いくら明るく振る舞っていたとしても悲しい気持ちは自分の中に残り続けます。
その悲しい気持ちはいつか形を変えて、別の感情になって現れてしまうのでやはり無理しないほうがいいです。
悲しい出来事があったときは、無理して明るく振る舞おうとせずにしっかり悲しみましょう。
できれば悲しい出来事を信頼できる人に話を聞いてもらう
悲しい出来事があったときは、信頼できる人に話を聞いてもらうと悲しみは和らぎます。
なぜなら自分で悲しい出来事を抱え込むと、自分一人で悲しみを消化できない可能性があるからです。
たとえば信頼できる友人がいるなら、悲しい出来事を聞いてもらえれば悲しい気持ちはかなり楽になります。
仮に信頼できる友人がいなかったとしても、カウンセラーやセラピストなど悲しい気持ちを受け入れてもらえる人はたくさんいます。
悲しい気持ちは人に話していくうちに、だんだんと癒やされていきます。
話しながら頭の中で気持ちの整理がついていくからです。
自分一人で消化できないくらい悲しい出来事があれば、だれか人に話を聞いてもらうと悲しみは癒やされます。
まとめ
悲しい出来事があれば、悲しさを押さえ込もうとせずにしっかりと悲しさを味わう
悲しい出来事が起こったら、無理して明るく振る舞おうとしなくていい
悲しい出来事の話を聞いてくれる人がいれば、自分一人で抱え込まずに話を聞いてもらう
参考文献:『大人のための困った感情のトリセツ』