この記事ではこうした疑問にお答えします。
恐怖心は誰にでもありますが、恐怖心に支配されてしまうと身動きが取れなくなってしまいます。
恐怖心をなくすことはできませんが、恐怖心とうまく付き合って克服するをご紹介します。
恐怖心に支配されて行動できなくなっている人には、恐怖心が見つかるヒントが見つかるはずです。
実際に僕が恐怖心を克服するために使っている方法なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
恐怖心を克服したいなら恐怖心を感じ切ってしまうべし
恐怖心を克服したいなら、恐怖心から目を背けずにすべて感じ切ってしまったほうがいいです。
なぜなら恐怖心は押さえようとすればするほど、より恐怖を感じてしまうようになるからです。
つまり恐怖心を見ないようにするほど、より恐怖を意識してしまうことになります。
恐怖心を抑え込もうとすればするほど、恐怖心を意識してしまうという矛盾が生じます。
恐怖心を抑え込むことは、恐怖心を意識し続けることに他なりません。
ですから恐怖心を克服するためには、目をそらさずとことんまで恐怖心を感じ切ってしまうことが大切なのです。
たとえば人前でスピーチするのが怖いなら、怖いという感情に蓋をせずにとことんまで感じてしまいます。
そうすると怖いという気持ちはだんだんと薄れていくことに気づくはずです。
なぜなら感情はしっかり感じてしまうと、薄れていくという性質をもっているから。
下手に怖いという気持ちを感じないようにするから、いつまでも恐怖心が追いかけてくるのです。
恐怖心を克服したいなら、まずは自分の中にある恐怖心をあるがままに感じ取ってしまうことです。
勇気を出して恐怖心を克服すれば成長できる
恐怖心を克服することができれば、同じことで恐怖を感じることがなくなり成長することができます。
恐怖心は自分の中で創り出した感情なので、一度乗り越えてしまえばもう恐怖を感じることはないからです。
誰しも多かれ少なかれ恐怖心を抱えて生きています。
恐怖心は人間の生存するための本能なので、なくなることはありません。
大切なのは恐怖心とうまく付き合うことです。
恐怖心の原因は過去のトラウマかもしれませんし理由もわからず怖いという感情が芽生えるのかもしれません。
人は誰しも生存本能を持っていますから、怖いと思っているものを勇気を出して乗り越えることは本能的に避けてしまいます。
けれども一歩先へ進んで成長したいと思うなら、勇気を出して恐怖心を克服しないと次のステージへ進むことができません。
先へ進んで成長したいのなら勇気を出して自分の中の恐怖心を克服することは避けて通れません。
もしほんの少しの勇気を出して自分の中の恐怖心を乗り越えることができれば、乗り越えた恐怖心の大きさだけ成長することができます。
恐怖心を乗り越える勇気を持つのに心理学者のウィリアム・ジェームスは次のようにいっています。
いわゆる禍いの多くは、それに悩む人の心の持ち方を、恐怖心から闘志に変えるだけで、祝福されるべき力強い幸せに変換できる。
怖いという感情から目を背けていると恐怖心はどこまでも肥大していってしまいます。
勇気をもって恐怖心を乗り越えようと決意してみると、思っていたほど怖いものではなかったことに気づくかもしれません。
恐怖心をもったときは成長のチャンスととらえて、ほんの少しの勇気を振り絞ってみると恐怖心を克服することができます。
まとめ
恐怖心に支配されて身動きが取れないままでいるといつまでたっても成長はおぼつかない。
心の持ち方を恐怖心から闘志へ変えてみることで自らが生み出した恐怖心を支配することができる。
恐怖心とは自らが生み出した想像の産物でしかない。自らが生み出した恐怖心は目をそらし続けている限り肥大化していくもの。
延々と恐怖心と付き合うくらいならなるべく早く向き合って克服したほうがいい。