この記事ではこうした疑問にお答えします。
すぐに集中力が切れてしまうのは、人間の本能です。
原始時代からいろんなところに注意を向けないと、人間は生き残ることができなかったからです。
たとえばマンモスを追いかけることに集中しすぎて、近くに虎がいることに気づかなければあっという間に人間は食べられてしまいます。
ですから人間はひとつのことに集中しすぎずに、いろんなところに注意を向けるのは本能的に備わっています。
集中力がすぐに切れてしまうのが人間の本能とはいえ、集中力が途切れたままでは何も成し遂げることができません。
この記事を読めば集中力を回復させるための方法がわかります。
すぐに集中力が切れてしまうと悩んでる方には、参考になると思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。
集中力を回復させる簡単な方法
ウォーキングをして集中力を回復させる
集中力が途切れたときに、軽くウォーキングしてみると集中力は回復します。
よほどの天才でもない限り、ずっと座りっぱなしで集中が持続するように人間はできていません。
座りっぱなしで集中力が途切れてきたと思ったら、10分~15分くらいのウォーキングをしてみると集中力は回復します。
たとえば集中力が途切れてしまったときには、近所を散歩したり家の中を歩き回るだけでも集中力は回復します。
僕は完全に集中力が途切れてきたときには、30分程度の運動をすることにしています。
集中力が途切れたときには何をやってもダメだと割り切って、30分運動するとまた集中できる状態が復活します。
少し集中力が落ちてきたと思ったときには、手をとめて軽くウォーキングをするのがオススメです。
完全に集中力が途切れて、何時間か集中できる状態に戻りたいときには30分程度の運動もオススメです。
ウォーキングや軽い運動を組み合わせることで、途切れてしまった集中力を回復させることができるようになります。
5分瞑想して集中力を回復させる
瞑想することで、途切れてしまった集中力を回復させることができます。
ワシントン大学の研究では瞑想することで、ストレス軽減や集中力がアップすることが科学的に証明されています。
瞑想は集中力をアップさせるだけでなく、他にも以下のようにたくさんの効果が実証されています。
参考
- ストレス解消の効果
- 創造力豊かになる
- ダイエット効果
- 前向きな気持ちになれる
瞑想する習慣をもつことは集中力の回復だけでなく、いいことづくめです。
やり方はとても簡単なので、以下に手順をご紹介します。
step
1背筋を伸ばしてリラックスする
step
2ゆっくり目を閉じる
step
3呼吸を鼻からゆっくり吸ってゆっくり吐く。一回の呼吸は10秒程度が目安
step
4呼吸にすべての意識を集中させる
このステップを繰り返すだけです。
最初は5分くらいの瞑想から始めてみると、集中力がもとに戻っていることに気づきます。
慣れてくると20分くらいは瞑想できるようになります。
毎日続けるとよりより長時間集中できる脳になるので、集中力が途切れやすいという方にはオススメです。
僕は朝起きたときと、湯舟に使っているときに瞑想をするようにしています。
1ヵ月も続けてみると自分の集中力の変化に驚きます。
僕が瞑想をして対人恐怖症を克服した記事も紹介しておきます。
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まずは集中力が途切れたときに回復させるために瞑想を使ってみると、効果が実感しやすいと思います。
集中力が回復する食べ物をたべる
食べ物で集中力を回復させるのも簡単な方法です。
集中力が途切れたときには、ナッツを食べることでも集中力はみるみる回復します。
集中力が途切れるのは、脳に糖分が供給されなくなってくることが原因。
つまり集中力を維持するために、なるべく安定して脳に糖分を供給していくことが大切です。
安定して脳に糖分を供給するために最適な食べ物がナッツです。
ナッツは悪玉コレステロールを減らす成分が豊富に含まれているのと、ゆっくりと脳に糖分を供給してくれる性質をもっています。
集中力が途切れてきたと思ったときにナッツを食べると、脳に糖分がゆっくり補給されて集中力が回復します。
さらにナッツには集中力や思考力を高める次の栄養素が豊富に含まれています。
参考
- オメガ3脂肪酸
- オメガ6脂肪酸
- 亜鉛
- 葉酸
- ビタミンE
- ビタミンB6
ナッツは集中力を回復させるだけでなく、不安な気持ちを抑えたり怠惰な気持ちになるのを抑えたりできるメンタル強化のためのスーパーフードです。
僕はスーパーやコンビニでナッツを買うと高いので、ネットで買うようにしています。
ネットだとたくさん入って安く買えるのでオススメです。
30分以下の仮眠を取る
30分以下の仮眠を取ることで集中力を回復させることができるようになります。
短時間の仮眠は、社会心理学者ジェームス・マース氏が提唱し、パワーナップ(短時間仮眠)と呼ばれています。
簡単に言うと昼寝のことですが、この昼寝の効果が集中力を取り戻すのに絶大な威力を発揮します。
なぜなら人は昼下がりに眠気がでるように、体内時計が設計されています。
昼下がりに眠くなって集中力が落ちてしまうのは、生物学的に当然のこと。
ですから眠気がでてきたら、仮眠をとることは集中力を回復させる効果が期待できます。
実際に1995年にNASAが行った研究では、昼に26分の仮眠を取ると、認知能力が34%、注意力は54%も向上したという結果がでています。
また、パワーナップ(短時間仮眠)は以下のようなメリットがあります。
参考
- 疲れがとれる
- 判断力・理解力・集中力が上がる
- やる気が上がる
- 創造的な発想が生まれやすくなる
- 作業効率が上がる
集中力を回復させるためには積極的にパワーナップを取り入れた方が効果がありそうです。
集中力を回復させる時間はどれくらい必要?
集中力を回復させるために必要な時間は個人差がありますので、一概にはいえません。
集中力はその日の体調や気分によって大きく変わってくるからです。
ただ参考までに上記で説明した集中力を回復させるための方法であれば、集中力を回復するための時間の目安がわかります。
参考
- ウォーキングをして集中力を回復させる
10~15分程度
- 5分瞑想して集中力を回復させる
5分程度
- 集中力が回復する食べ物を食べる
食後3時間ごとに食べると効果的
- 30分以下の仮眠を取る
30分以下
集中力を回復させる効果は人によって個人差がありますので、いろいろ試してみて自分に合った方法を見つけてみるのを工夫すればいいと思います。
集中力は誰しも永遠に続くものではないので、何か工夫を凝らして集中力を回復させる方法を探して言います。
これまでご紹介した方法の中からぜひ集中力を回復させる方法を見つけてみてください。
まとめ
集中力が途切れてきたら軽くウォーキングすることで回復する
瞑想の習慣を取り入れることで集中力がアップする
ナッツを食べる習慣は集中力の回復だけでなく、思考力まで高めることができる
集中力を回復させるためにパワーナップを取り入れる