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『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』の書評

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これからの自分のキャリアについて迷っています。キャリアを考えるときに参考になる本を教えてほしい

 

この記事ではこうした疑問にお答えします。

 

自分のキャリアは定期的に考えないと、ずるずると同じ会社に勤め続けてしまいますね。

 

自分のキャリアはこのままでいいのかと問題意識をもっている人のために、キャリアを改めて考えるときに参考になる本をご紹介します。

 

会社に依存しないと食べていけないキャリアではなく、自分の力で生きていけるキャリアの作り方を紹介しているのでおすすめの一冊ですよ。

 

 

自分が『キャリアノートで会社をやめても一生困らない人になる』を読もうと思った理由

僕が『キャリアノートで会社をやめても一生困らない人になる』を読もうと思ったのは、このままのキャリアではダメだと思ったからです。

 

当時の僕は会社に勤めていてたけど、このまま定年までこの仕事を続けるというビジョンがもてませんでした。

 

ちょうど終身雇用と年功序列も崩壊していて、会社に依存しない働き方を考えないといけなかったのでとても参考になりましたね。

 

自分が思った通り、会社にしがみついていて何も自分のキャリアについて考えていなければいつか路頭に迷うと確信しました。

 

これまで自分のキャリアについてゆっくり考えてなかったので、しっかり自己分析して生涯にわたってどんな仕事をしたいのかを考えるようになったのです。

著者のプロフィール

 

野津卓也(のづ・たくや)

 

Career Identity 研究所 代表

 

京都外国語大学フランス語学科卒業後、住商機電貿易株式会社に勤務。会社に依存せず自律して

 

仕事をするためには「自分らしさ=PI(パーソナル・アイデンティティ)の確立」が不可欠であると

 

考え、PI サポート研究会を主催。出版を通してPI の必要性を訴え、多くのビジネスパーソンから高い支持を得る。

 

その後、経営戦略研究所Gray Institute of Management に転職。上場企業の経営者と共に企業文化の変革、組織の活性化等の経営課題の解決に従事。

 

また、国内外クライアントの経営者、管理職、社員に対し年間100 回以上の教育研修を実施。

 

現在はCareer Identity 研究所の代表として、独自の「PI とライフキャリア構築を複合させた

 

理論」を基に、個の自律キャリア開発支援、社員の意識改革と組織の活性化および就労・転職支援、

 

大学生の就職活動の支援を専門とする経営コンサルタント、キャリアカウンセラー、セミナー講師、大学非常勤講師、作家として活動中。

 

日本キャリアデザイン学会正会員、産業・組織心理学会正会員、経営行動学会正会員、

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OrganizationCounseling Institute,LLP エグゼクティブパートナー、テクノ経営総合研究所 人財コンサルタント、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。
主な著書(共著)に、『PI を理解すれば時代の面白さが見えてくる』(PHP 研究所)、『PI が企業を変える』(TBS ブリタニカ)、『スーパーPI 講座』『スーパーPI 実践法』(ともに日本実業出版社)
がある。

 

『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』の概要

 

自分らしさを活かしながら、生涯にわたって社会に役立つ仕事ができるキャリアの作り方を学べます。

 

実際に自分のキャリアを見つけるための、「30のワーク」が掲載されています。

 

ワークをこなしていると、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしている仕事の価値観の輪郭が見えてきます。

 

自分が生涯にわたってどんな仕事がしたいのかを、ワークを通して考えるきっかけになりますよ。

 

自分の価値観に合った働き方で、生涯社会に貢献して働き続けるキャリアを見つけるきっかけにすることができるようになります。

 

この本を読んでどのように行動が変わったか

 

会社が求めることをこなすよりも、社会の役に立つことを仕事にするように価値観が変わりました。

 

会社が求めることが社会に何の価値も与えることができていなければ、会社と心中するようなものです。

 

自分の核となる価値観を明確にして、「生涯をとして自分はどんなキャリアを描きたいのか」を考えながら仕事をするようになりました。

 

また「自分とは何者なのか?」を考え、自分らしさを活かして生涯社会に貢献できるキャリアを創ることを考えるようになりました。

 

この本はどんな人にオススメか

 

自分のキャリアはこのままでいいのか悩んでいる人にオススメです。

 

会社に依存した働き方をしていると、いつか会社が傾いたときに会社と運命をともにするようになってしまいます。

 

そうではなく自分自身を深く理解して、自分らしく社会に貢献して会社に依存せずに仕事をしていけるようにシフトしていくことが大切です。

 

会社に依存し続けることに危機感を感じ始めた人にとっては、自分のキャリアを見直すきっかけになると思います。

 

また衰退分野ではなく、成長分野でのキャリアを描くことも大切です。

 

成長分野とは以下のような分野です。

参考

  • 環境
  • 新エネルギー
  • 介護
  • 医療
  • 健康
  • 文化
  • 観光
  • 先端分野

 

これから衰退していく分野ではなく、成長していく分野で自分のキャリアを考えることが大切ですね。

 

『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』を読んでどんな課題が解決できそうか

 

何も考えずに会社に依存しようとする考え方を改めることができます。

 

なぜならこれまでのような会社に依存しようとする古い考え方では、生涯働き続けることは難しいからです。

 

三洋電機、パナソニック、ソニー、富士フィルム、パイオニアといったような大企業が大規模なリストラをしています。

 

大企業に勤めているからといって安泰な時代はとっくの昔に終わっているんですね。

 

だからこそ会社に依存せずに、自分の力でキャリアを創っていこうとする考え方を身につけることが大切です。

 

まとめ

 

会社の役に立つために働き方よりも、社会の役に立つ働き方にシフトしていこう

 

会社に依存するのではなく、自分で生涯にわたり働き続けるキャリアを築いていこう

 

『キャリアノートで会社を辞めても一生困らない人になる』は自分を理解して、今後のキャリアを考えるきっかけになる一冊

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