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「人に流されやすい性格」がつらいあなたへ|自分を見失わないための4つのステップ

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はじめに

「また流されてしまった…」「本当はこうしたかったのに…」
そんなふうに、自分の意思よりも他人の意見や空気に合わせて行動してしまい、後から後悔することはありませんか?

それが毎日のように積み重なると、「自分は何のために生きているのか分からない」と、深い無力感や虚しさに襲われることがあります。

実はこの「流されやすさ」、アダルトチルドレンに多く見られる心のパターンのひとつです。

行きたくもない飲み会を断り切れずに何度も参加していました。

行っても周りからどう思われるのかを気にするのでほとんど話せない。もう苦痛でしかない・・・

今回は「人に流されてしまう苦しさ」とその背景、そして「自分を見失わないために主体性を取り戻す方法」を心理学的な観点からお伝えしていきます。

なぜ人に流されやすくなってしまうのか

アダルトチルドレンに多い「他人軸」の生き方

アダルトチルドレンは、幼少期から親の顔色を伺って育つ傾向があります。
その結果、「自分は何を感じているか」よりも「どうすれば相手に嫌われないか」が優先され、自分の感情や欲求を後回しにするクセが身についてしまいます。

この「他人軸」の生き方が、社会に出てからも抜けず、人の意見に簡単に引っ張られてしまうのです。

主体性の欠如は「自分を見失う苦しさ」につながる

自分の意見を持てない、自分の感情をうまく言葉にできない、だからこそ他人に合わせるしかない。
でも合わせ続けることで、自分が本当に望んでいたことすら見えなくなってしまう。

まるで自分が「自分の人生の主人公」ではなくなったかのような感覚です。
これが続くと、「自分って何者なのか分からない」といったアイデンティティの混乱や虚無感を引き起こします。


主体性を取り戻すための4つのステップ

ここからは、アダルトチルドレンが「人に流されず、自分らしい人生を取り戻すための具体的な方法」を4つに絞って紹介します。

① 自分を過小評価しない

自分に自信がないと、つい他人の意見のほうが「正しい」と感じてしまいがちです。
「自分は嫌われている」「価値がない」と思っていると、何も言い返せずに飲み込んでしまうのは当然のこと。

でも、それはただの“思い込み”かもしれません。

心理学でも「自己効力感(self-efficacy)」が低いと、受け身になりやすいことが知られています。
「自分なら大丈夫」と信じることが、主体的な選択の第一歩になるのです。

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まずは、自分の小さな成功や強みをノートに書き出してみてください。
「自分、やるじゃん」って思える瞬間を積み重ねていくことが大切です。

② 変えられないことより、変えられることに集中する

アダルトチルドレンは、周囲の機嫌や空気に敏感で「どうすればあの人に認められるか」「嫌われないか」を考えすぎる傾向があります。

でも、それって本当に自分でコントロールできることでしょうか?

心理学者スティーブン・コヴィーは『7つの習慣』の中で、「影響の輪(変えられること)」に集中すべきだと説いています。

他人を変えることはできません。
変えられるのは、自分の考え方・行動・選択だけ。

そこに意識を向ければ、「自分で選んで生きている」という実感が湧いてきます。

③ 自分が実現したいことを明確にする

あなたには、どんな未来を生きたいという願いがありますか?
なんでもいいんです。「自由に働けるようになりたい」「本音で話せる人とつながりたい」そんな小さな願いでOK。

その願いを書いて、スマホのメモや紙にして持ち歩きましょう。
「自分の軸」がないと、人は簡単に流されます。
でも、「ここに向かっている」と分かっていれば、不思議とブレにくくなるんです。

飲み会を断るのも、転職を決めるのも、自分の“目的”が明確なら迷いません。

④ 「自分の声」を拾う練習をする

人に合わせるクセが強いと、「本当は何を感じてるのか」「自分は何がしたいのか」が分からなくなります。

だからこそ、まずは毎日数分だけでも、「自分が今、何を感じているか」をノートに書き出す時間をつくってみてください。
嬉しかったこと、モヤモヤしたこと、何でもOK。

言葉にすることで、「あ、自分はこう感じてたんだ」と気づけるようになります。
この地味な習慣が、少しずつ「流されにくさ」につながっていくんです。


最後に

アダルトチルドレンとして育った人にとって、「人に流されない自分になる」ことは、簡単ではありません。
でも、主体性は筋肉と同じで、鍛えていくことで少しずつ強くなっていきます。

大切なのは、「今のままの自分でも、大切な存在だ」と認めてあげること

人に流されやすいあなたは、優しすぎただけかもしれません。
これからはその優しさを、自分の人生のために使っていきましょう。

少しずつでも、自分の声に耳を傾け、「私はこうしたい」と言えるあなたになれますように。

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