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夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~を読んだら人生観が変わる

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夢をかなえるゾウ4って面白いの?実際に読んだ人の感想を教えてほしい

 

この記事ではこうした疑問にお答えします。

夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~が2020年7月9日に発売されました。

 

著者の水野敬也さんの大ファンなので、早速購入して一気に読んだので忘れないうちに感想と学んだことをご紹介します。

今回も期待どおり楽しみながら読めてかつ学びの多い内容だったので、大満足の内容でした。

 

この本を読めば自分の人生の時間は限りがあり、どんなことに優先して時間を使えばいいかがわかります。

自分にとって何が本当に大切なのかを見失っているときには、特におすすめの本です。

 

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この本の著者の水野敬也さんは、「夢をかなえるゾウ」シリーズ、「人生はニャンとかなる!」などベストセラーを連発しています。

本書は累計400万部のベストセラーの最新刊ということで、多くの人が待ち望んでいました。

毎回期待を裏切らない内容になっていて、今回も人生の時間を大切にするためのヒントが凝縮されてました。

 

夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~のあらすじ

夢をかなえずゾウ4~ガネーシャと死神~のあらすじ

 

これまでの「夢をかなえるゾウ」シリーズでは、夢を実現したい主人公のもとにガネーシャが降臨して夢のかなえ方を教えていきますが今回は少し違います。

 

主人公はある日突然、余命3か月という宣告をされ残された家族のために自分は何ができるのかを考え成長していくストーリーです。

 

妻と幼い子供がいる中で、主人公に残された時間はたった3か月。

死という思いテーマを題材にしながらも、これまでどおり笑いと感動をふんだんに盛り込んだ物語になっているので一気に読めてしまいます。

 

今回はガネーシャの他におなじみのお釈迦様も登場して楽しませてもらえますが、新たに死神も登場します。

 

ガネーシャと死神とのやりとりも面白いのですが、死神が教えてくれた「人間が死に際に後悔する十のこと」は後悔しない人生を歩むためにぜひ考えておいたほうがいいです。

 

今回もたくさん出てくる夢をかなえる像の名言

 

夢をかなえる像のシリーズで有名なのは、ガネーシャの名言です。

今回の夢をかなえる像4でもたくさんの名言がでてきて、何度も考えさせられました。

 

人間が死に際に後悔する十のこと

メモ

  • 本当にやりたいことをやらなかったこと
  • 健康を大切にしなかったこと
  • 仕事ばかりしていたこと
  • 会いたい人に会いに行かなかったこと
  • 学ぶべきことを学ばなかったこと
  • 人を許さなかったこと
  • 人の意見に耳を貸さなかったこと
  • 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
  • 死の準備をしておかなかったこと
  • 生きた証を残さなかったこと

 

死神はたくさんの死を扱ってきたことで、人間が死に際に後悔することはたいてい同じようなことだと教えています。

 

誰にとっても「死」は避けて通れませんが、死を意識することで自分の人生の時間をより大切にできます。

 

主人公は自分の人生の時間が残り少ないと知ることで、自分の人生で本当に大切なことのために時間を使い始めます。

死を身近に感じることで、本当に大切なことに時間を使えるようになっていきます。

 

人は誰しもいつかは死ぬと頭ではわかっていても、自分の時間に限りがあることをついつい忘れてしまいます。

死を意識することで、主人公が本当に大切なことに時間を使えるようになっていきます。

 

ネタばれになるので書けませんが、最後は感動のクライマックスが待っています。

死という思いテーマで展開されていくので、暗くて重い話になるのではないかと思いましたが全くそんなことはありませんでした。

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誰もが訪れる「死」というテーマを、笑いと感動をしっかりと織り交ぜながら、たくさんの教えを残してくれる読み応えのある一冊です。

ここまで笑って、感動して、人生の本当に大切なことについて教えてくれる本は他にはないと思います。

 

 

夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~での学び

 

夢をかなえるゾウ4~ガネーシャと死神~を読んで特に気づきが多かったところをご紹介します。

 

人に会ってわだかまりをとく

 

人とのわだかまりを残したままにしていると、人生の最後を迎えるときに後悔することになります。

残りの時間が少なくなったときに、これまでどうでもいいことで意地をはっていたことに初めて気づきます。

 

実際に僕もわだかまりを残したままだと一生後悔すると思い、自ら人と会って話をしに行った経験があったのですごく共感できました。

 

参考

わだかまりのある人と直接会ってわだかまりを解消すれば、人として一段成長することができます。

わだかまりを解消して相手を許すことで、自分の器も広くなり後悔ない人生を送ることができます。

 

 

僕の場合は両親とのわだかまりがあったのですが、何度か話し合いを重ねてわだかまりを解消した経験があります。

今は両親は亡くなっていますが、勇気を出してわだかまりを解消して本当に良かったと思っています。

 

人に会ってわだかまりをとるのはものすごく勇気がいるけども、わだかまりが取れようが取れまいが行動に移すことに価値があります。

 

勇気を持ってわだかまりをとりにいこうとすることで、人として確実に成長できます。

特に身近な人とわだかまりをもったままにしていると、死ぬときにきっと後悔してしまいます。

 

後悔のない人生を生きるためにも、解消したほうがいいわだかまりを持ってるなら人と会ってわだかまりはといたほうがいいです。

 

身近な人に感謝の言葉を伝える

 

身近な人に感謝の言葉を伝えていないこともまた、死と直面したときに後悔してしまいます。

身近な人が一番自分のことを支えてくれているのに、多くの人が日頃感謝の言葉を伝えることができていません。

 

自分が人生の幕を閉じるときに、身近な人に感謝の言葉をちゃんと伝えていなかったら後悔してもしきれません。

けれども感謝の言葉を伝えるタイミングはいつでもあるのに、どういうわけかできていない人がほとんどです。

 

主人公も余命宣告を受けてから、奥さんに感謝の言葉を伝えようとしてなかなか言い出せない場面がありました。

実際に自分も感謝の言葉を伝えきれていないので、身近な人になかなか感謝の言葉を伝えれない主人公の気持ちはよくわかります。

 

最後に勇気を振り絞って感謝の気持ちを伝える場面があるのですが、感動で涙が止まりませんでした。

死を間近に感じなくても、日頃から感謝の気持ちを伝えていれば後悔のない人生を送ることができると感じました。

 

もしも身近な人に感謝の言葉を言えずに一生を終えてしまうと、間違いなく後悔すると思います。

 

思い切って仕事を休む

 

仕事を休むことができないのは、周りの評価を気にするあまり自分が本当に大切なことを見失っている状態です。

自分の人生にとって仕事が最も大切なら休まず働くのもいいですけど、仕事以上に大切なものが他にあるなら思い切って仕事を休むことも大切です。

 

仕事を休んで自分が本当に大切なことに時間を使うことは、後悔しない人生を歩むためにも必要です。

 

仕事は人生を楽しむための手段の一つですけども、いつのまにか仕事が手段ではなく人生で何よりも優先すべき目的にすり替わっていることがあります。

 

本の中で死神が人間が死に際に後悔することとして、「仕事ばかりしていたこと」を挙げています。

仕事は生活する上で必要ですけど、人生の中で仕事ばかりに時間を使っていていいのかを考えてみるべきです。

 

僕も自分が仕事を休めば周りの人に迷惑がかかると思っていましたが、周りの評価を気にし過ぎて本当に大切なことを見失っていました。

仕事ももちろん大切ですが、自分にとって大切なものは他にもあるのでうまくバランスをとることが重要です。

 

死ぬ間際になって仕事ばかりしていたことを後悔する人は多いと聞きます。

自分が死ぬときは仕事も大切にしていたけど、仕事だけではなく自分が本当に大切なことにもちゃんと時間を使っていたと思えるようにしたいものです。

 

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