生命保険かけすぎてない?生活費削ってまでかける必要あるの?
この記事ではこんな疑問に答えます。
日本人の多くの人は生命保険を払いすぎています。
もちろん万が一のために保険をかけておくことは大切です。
けれども、毎月の生活費を削ってまで生命保険をかけている人があまりに多いのが問題なので記事にしました。
生命保険を払いすぎてるかなと思う人には、ゆとりある保険のかけ方がわかると思います。
生命保険をよくわからない人にもわかやすく書いているので、ぜひ最後まで呼んでみてください。
生活費を削ってまで生命保険に入る必要はない
今の生活が苦しいのに無理してまで生命保険の保険料を払い続ける必要はありません。
なぜなら万が一のために生命保険をかけていますが、万が一のことが起こる確率よりも万が一のことが起こらずに生活が続く確率の方がよっぽど高いからです。
そもそも多くの日本人は生命保険をかけすぎる傾向にあります。
もしものことが起きたときに心配だからと保険をかけたくなる気持ちはよくわかりますが、生活費が苦しいのに無理して生命保険をかけてしまうのはやりすぎです。
どうしても万が一のことが心配というなら、その万が一のことが発生する確率っていったいどれくらいでしょうか?
参考までに厚生労働省が公表している簡易生命表(平成29年)を参考にしてみると、40歳の男性1,000人あたりの死者数は0.99人と公表されています。
■人口千人あたりの死亡者数
男性 | 女性 | |
年齢 | 死亡者数 | 死亡者数 |
30歳 | 0.55人 | 0.28人 |
40歳 | 0.99人 | 0.58人 |
50歳 | 2.54人 | 1.45人 |
出典:厚生労働省「平成29年度簡易生命表」
つまり、40歳の男性が1,000人いたとして1年後に生存している人は約999人いるということです。
ですから万が一のことが起こったら心配で生命保険をかけているということは、40歳男性であれば1,000人のうちの1人になってしまうのが心配で生命保険をかけていることになります。
40歳は毎月いくら生命保険はらってるの?
40歳男性であれば、1,000人のうち1人の割合で死亡する死亡保険に対して、40歳代は毎月いくら生命保険をはらってるのでしょうか?
以下に、世帯年間払込保険料の表を添付しています。
この表によると、
参考
- 40~44歳で年間34.5万円(毎月約3万円弱)
- 45~49歳で年間42.7万円(毎月約3万5千円)
この確率が高いと思うか低いと思うかは人それぞれではありますが、僕は普段の生活費を削ってまでリスクヘッジするほどの確率ではないと思っています。
仮にリスクヘッジするとしてもたとえば万が一のときに3,000万円がおりる生命保険に加入しているとすれば、年数を重ねるごとに保険金額が減っていくようにします。
(この保険のかけ方はプロに相談してください】
お金がいくらでもあれば何があっても心配ないように生命保険をかければいいけども、多くの人はそれ以上に今の生活費が大切です。
毎月3~3.5万円を生命保険に支払っていたら、普段の生活に全くゆとりがなくなりませんか?
また現役時代の万が一のことを考えすぎて生活費を削ってまで生命保険をかけたものの、老後のための貯蓄ができていなくて老後破産してしまうと目も当てられません。
まとめると、もしも生活費を削ってまで万が一のことに備えて生命保険をかけているとすればそこまでする必要はありません。
そもそも万が一のことが起こる可能性自体が低いので、無理のない範囲で保険料を減らすかもっと安く加入できる保険会社を探してみるべきです。
プロのFPに相談すると、これまで支払っていた無駄な生命保険料に気づくことができます。
無理して生命保険料をかけることなく、余裕のある生活を送るために、保険プロが集まるほけんマンモスに相談してみることをおすすめします。