この記事ではこうした疑問にお答えします。
人間の悩みの99%は人間関係からきているそうです。
人間である限り人を恨みたくなる気持ちができるのは当然のこと。
ただ人を恨んでしまって自分に返ってくるのは嫌なので、恨みの感情とどう付き合っていいかわからないですよね。
この記事では、人を恨むと自分に返ってくるのか心配に思っている人のために書きました。
人を恨むと自分に返ってくるので、人を恨まずに心穏やかにすませる方法について書いています。
人を恨むのをやめれるようになるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
人を恨むと自分に返ってくるのは本当です
人を恨むと全部自分に返ってきます。
ですからどれだけ恨みたいようなことがあったとしても、人を恨んではいけません。
平均して人間の脳は1日に6万回何かを考えていると言われています。
この一日6万回という脳の資源をどのように使うかはもちろん本人の自由です。
本当は自分の人生にとってプラスになることに使えた脳力を、人を恨むことにつかってしまうと脳が恨みであふれてしまいます。
さらにいくら頭の中で人を恨んだとしても、相手は何も変わりません。
脳が考えれる回数には限りがあり、その限りある資源をどんなことを考えることかは限りあるお金をどこに使うかと同じくらい大事なことです。
たとえばこのような大事な脳の資産を怒りや恨みつらみ、ねたみの時間に使っていると、その時間を使えば使うほど自分の人生にとってマイナスになります。
一方で貴重な考える時間を問題の解決方法を考えたり人生を楽しむ計画をしたりすることに使うことができればより人生を楽しむことができます。
毎日毎日恨みの感情に脳の資産を振り分けてしまっているとそのリターンはマイナスの感情でしかありません。
人を恨んだことにつかった時間は、本来自分が良いことを考えていれば得していたことを全部失っているのです。
つまり人を恨むと全部自分に返ってきてしまうんですね。
人に腹が立ってしまったときは対処法があるのでこちらもチェックしてください
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人を恨むとどんなことが自分に返ってくるか?
人を恨むと実際にどんなことが自分に返ってくるのでしょうか?
本当に有益なことに自分の脳が使えないことが、最大のデメリットですが他にも次のようなことが自分に返ってきてしまいます。
参考
- 人を恨んでいると態度に出る
- 人を恨んでいると言葉に出る
- 人を恨む言葉が多いと人が近寄りがたくなる
- 人が近寄りがたくなると出会いがなくなる
- 出会いがなくなるとなるとチャンスがなくなる
- チャンスがなくなると運命が悪くなる
このように、「人を恨む」ところから始まっていろんなことが自分に返ってきてしまいます。
会う人会う人の気に入らないところを見つけては腹が立ちその怒りをおさめるために脳の資源を振り分け続けてしまいます。
その結果もっと大切なことを考えなければならないときには、もうほとんど考えるための資源が残されていないという状態になってしまうのです。
人を恨む気持ちと心理
そもそも他人を恨む気持ちになるのは、自分が相手に対してこうあるべきだという固定観念を持っている可能性が高いです。
なぜなら自分の固定観念に外れた行動を相手がとってしまうと、人を恨む気持ちになってしまうからです。
こうした固定観念を持っている限り人を恨む人はエンドレスで恨み続けるので、自分の固定観念そのものを書き換えてしまうほうが手っ取り早いです。
たとえば相手はこうあるべきだと自分が思い込んでいるがゆえに、相手が自分が思っていることと違う行動をとるたびに恨みにつながってしまいます。
当然ながら自分の固定観念を変えてしまわない限り、恨みたくなるような人は次から次へと現れます。
こうした恨みつらみに脳の資源を奪われ続けていると、本当に大事なことに脳の資源を振り分けることができません。
リターンを生み出すようなことに脳の資源を振り分けるからこそ、自分がより良い人生を生きることができます。
人を恨む気持ちをゼロにすることは難しいかもしれませんが、人を恨むことはまったくリターンを生まないようなことに注意しておく必要があります。
まとめ
- 脳が考えることができる時間は希少な時間のため怒りや恨みつらみには極力使わないようにする
- 人を恨むと自分に返ってきてしまう
- 怒りや恨みつらみは自分の固定観念が原因である可能性が高い
- 自分の固定観念を見直さない限りエンドレスで怒りや恨みつらみは続いてしまう