この記事ではこうした疑問にお答えします。
この記事で解説している「学んだことを活かすための方法」を実践することで、学んだことを自分の人生に活かすことができるようになります。
学んだことが活かせてないと悩んでる人のために書いたので、この方法を実践すれば学びを活かせるようになるはずです。
実際に僕も試してみて学んだことをうまく活かせるようになったので、使えそうと思ったらぜひ試してみてください。
学んだことを実際に活かすための方法
学んだこと活かすためには即実践する
学んだことを活かす方法は、「学んだことを即実践すること」です。
学んだことと実践をセットで考えなければ、学んだことを活かすことができません。
なぜなら人間は忘れる動物ですから、学んだだけで終わってしまうとすぐに忘却の彼方へと葬られてしまうからです。
例えば何かの本で「人の良いところを見つけて褒めることが大事」と学んだとします。
人を褒めることは確かに大事で、知識として間違ってはいません。
けれどもそういった話を自分の中だけで温めておいて実践の場で何も褒めなければ知識を得る前と比べて何の変化もありません。
関連
料理も同じです。
いくら料理本を読みこなして美味しい料理の知識を蓄えたところで実際に自分で料理を作り上げなければ一向に美味しい料理は出来上がりません。
参考
スポーツも同じです。
いくら野球本を読んだところで学んだことを練習しなければ一向に野球は上手くならないのです。
当たり前のことといえば当たり前のことですが、学んだことを実行に移さなければ学びに使った時間そのものが無駄になってしまいます。
何かを学ぶときには即実践に移すことで、学んだことを活かすことができるようになります。
学んだことを活かすには実践までの期間を最短にする
学んだことから実践までの時間は短ければ短いほど、学んだことを活かすことができるようになります。
なぜなら学びから実践までの時間が長くなると、何も実践しなくなる可能性が高くなっていくからです。
学んでいる途中で自分がやってみようと決めたことを予定に入れておくくらいでちょうどいいです。
何かを学ぶときにはつねにどうやって実践しようかと考えながら学ぶことが、学んだことを活かすコツです。
学んだことを実践しないくらいなら何も学ばずに遊んでた方がよっぽどマシです。
なぜなら学んだことを実践しないなら、勉強する前と後とでは何も変わらないからです。
学ぶことに自分の時間を使おうとするからこそ、すぐに実践に移すことで学んだことを活かすことができます。
学ぶ前に何のために学ぶのか目的をはっきりさせておく
学んだことを活かす方法は、学び始める前に「何のために学ぶのか目的をはっきりさせておく」のが重要です。
なぜなら学ぶ目的が定まっていないと、いったい何を学べばいいかわからないからです。
たとえば英語を学ぶにしても、
海外の部門で働けるようになりたいからTOEIC800のスコアがほしい
と目的をもって学んでいる人と、なんとなく英語を学んでいる人では学びの量に差が出ます。
まずは学ぶ目的をしっかり定めていれば、学んだことを活かすことができる人になれます。
学んだことを活かせないのは学ぶことが目的になっているから
学んだことを活かせないのは、学こと自体が目的になっているからです。
なぜなら学んだだけで満足してしまい、そこから何かを実践しようとする気持ちが沸いてこないからです。
たとえば成功者は読書家が多いという話を聞いて、読書をすること自体を目的にするようなものです。
読書しても何も実践しなければ、人生は変わりようがありません。
何かを学んで知的欲求を満たして満足してしまうだけでは、学んだことを活かせません。
学んだことを活かせないのは、学ぶこと自体が目的となっているからです。
学んだことを活かすために、自分の行動力を上げることが大事です。
斎藤一人さんの『地球は行動の星だから動かないと何も始まらないんだよ。』はオススメなのでぜひ読んでみてください。
学んだことを活かせないのはどうしてなの?
学んだことを実践しないのは、これまでの学校教育の習慣が原因
学んだことを実践に移すことを後回しにする習慣はこれまでの学校教育が原因です。
ひたすら座学で学んで、実践を前提としたカリキュラムになっていないからです。
たとえば学校では先生が黒板に書いたことをそっくりそのままノートに書いていく人がほとんどです。
ですが後からそのノートを見返して自分なりにアウトプットするまではほとんど定着していません。
ノートに書き写すことが目的になっていて、学びを実践に活かすことが前提になっていないからです。
極端な話、先生が書いたことをそのまま書き写すだけなら別に写メでもいいわけです。
ノートに書くとするならば、授業で学んだことから自分の言葉で考えたことや感じたことを書き写し、先生の言葉を自分の言葉に変換して書き記しておくほうがよほど記憶の定着に残ります。
学んだことをそのままにしておくことが定着してしまっているので、学びから実践への習慣ができていないのです。
こうして先生が黒板に書いた内容を何も考えずにそっくりそのままノートに書き写し、何も復習しないままその日が過ぎ去っていくので学んだ内容はほとんど記憶に残ることはありません。
こうした学びの方法を小学校から高校まで12年間継続してきたわけですから、学んだことを活かす習慣が出来上がっていない人がほとんどなのです。
学んだことを活かさなければ、何も学んでない人と同じ
学んだことを活かさない人と、そもそも学んでもいない人とでは結果は同じです。
学んだことだけで優越感に浸ってしまい、実践に移さなければ何も学んでない人と何ら変わりはありません。
自分が勉強していることで安心感を得ることはできますが、学んだ知識が実践されなければ何も変わらないのです。
例えば、エクセルの計算ソフトを一生懸命勉強している人がいたとします。
勉強してエクセルを使いこなすことができれば業務は効率化すると思われますが、学んだことを活かして仕事の生産性が上がっていなければエクセルを使えない人と結果に変わりはないのです。
こうしたことはいろんなことに当てはまります。
せっかく資格をとるために一生懸命勉強してはいるものの、資格を取ること自体が目的になっていてその資格を活かせていなければ資格を持っていない人と何にも変わらないのです。
自分は勉強している分他の人と比べて物知りだと優越感に浸ることはできますが、今の時代知識にそれほど価値はなく必要な情報はネットを検索すれば簡単に手に入ってしまいます。
せっかく勉強して資格を取ったとしてもどこにも資格を活かすことができなければ、その資格を取るために費やした時間とお金を無駄にしてしまったといえます。
ですから何かを学ぶのであれば、学んだ知識をどうやって実践に結び付けていくのかまで考えて学ぶ必要があります。
学んで終わりというだけだったら学んだ時間そのものが無駄になってしまいます。
自分が今学んでいることがいったい何の役に立つのかをしっかり考えて学ばなければ単なる自己満足で終わってしまいます。
学びと実践をセットで考えて勉強することができれば、学んだことを活かすことができるようになります。
まとめ
- 学んだことは実践に移さなければ学んだこと自体が時間の無駄になってしまう
- 学んで何もしなければ遊んでいたほうがよほど時間を有効に使っている
- 学んだことをすぐにどう実践に活かすかスケジューリングするくらいでちょうどいい
- 学んだことをすぐにアウトプットしようとする即時アウトプットの習慣をつけることで学びの質は上がる
- ノートは単に講師の言葉を書き写すだけでなくそこから自分が何を考えどう行動に移すのかを書くとよい
- 即時アウトプットの習慣をつけることで生産性は飛躍的に上がる
- いろんなことを学んで知っていたとしても知っていることを使いこなすことができなければ何も知らない人と何ら変わらない
- 資格を取るために一生懸命勉強しても資格を活かすことができなければ資格を持っていない人と同じといえる
- インプットをするときは常にアウトプットとセットで考える必要がある