この記事ではこうした疑問にお答えします。
多くの人が目標を立てるけれども、実現できずに悩んでいます。
目標を立てても実現できずに困っている人のために、目標達成を強力にする方法を一つご紹介します。
僕のように何度も目標を立てては達成できずに、挫折を繰り返してしまう人には参考になるはずです。
この記事を読めば、目標を設定して実現するための方法がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目標を実現したければ「ふさわしい自分」になること
目標を実現を確実にするために、とても有効な方法は「目標を達成するのにふさわしい自分になる」ということです。
なぜならふさわしい自分になることで、そこから自分の行動も変わり目標を実現しやすくなるからです。
たとえば
- 「年収1,000万円」という目標を達成したければ「年収1,000万円をもらえるのにふさわしい自分」になる
- 恋人がほしければ、「恋人がほしいのにふさわしい自分」になる
- 昇進したければ「昇進するのにふさわしい自分」になる
- 人脈がほしければ「人脈が集まるのにふさわしい自分」になる
こうした目標を実現するのに「ふさわしい自分になる」ことを目標にするのです。
「7つの習慣」の著者、スティーブン・・コヴィー博士は「ふさわしい自分になる」ことについて次のように述べています。
主体的に生きている人ほど「持つ」ことではなく「なる」ことに集中している
また「潜在意識であらゆる問題が解決できる」の著者、ポール・R・シーリィも次のように述べています。
数々のゴールは「行為」(Doing)によって達成されるが、しかし、真の目標は、自分がどうあるか、つまり自分の「あり方」(Being)によって達成される
つまり目標を実現するために、目標設定と同時にそれを達成したときの「ふさわしい自分」になることも目標にしましょう。
目標達成したときの自分はどんな自分になっているでしょうか?
まずは目標の実現を確実にするために、目標達成に「ふさわしい自分」になれれば目標達成の確立はぐんと上がります。
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抽象的な目標を立てると実現できない
目標を立てるときに大切なことは、「抽象的な目標を立てると実現できない」ということです。
なぜなら抽象的な目標は、具体的な行動に結びつかないからです。
例えば、ダイエットを頑張るという目標は誰しも掲げやすいのですがいったい何Kg落とすことを目標にしているのかがわかりません。
どこまで体重を落とすことができれば目標が達成できるのかが具体的ではないのです。
参考
例えば今年は体重を5Kg落とす。
そのためには毎日エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うことと
間食を食べないことを習慣にする。
と目標設定してみるとできたかできなかったのかが毎日明確になります。
目標をあいまいで抽象的にすればするほど、ほとんど行動には反映されなくなります。
抽象的な目標はたいして考えることもなく簡単に設定できてしまいますが、多くの場合はすぐに忘れ去られてしまいます。
当たり前のことですが、目標は具体的な行動を起こすことによってしか達成されません。
具体的な行動を起こすためにはすぐにでも行動ができるように、目標を抽象的なものから具体的なものにしていく作業が必要です。
抽象的な目標を決意するだけでは、すぐに忘れてしまい何も達成できずに終わってしまいます。
何を達成するかを決めて、そのためには自分の限られた時間をどのように振り分ければいいのかを具体的に決めることで目標は実現しやすくなるのです。
経営コンサルタントの大前研一さんは人間が変わる方法について以下のように述べています。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ
いくら抽象的な目標を決意してもすぐに忘れてしまい、元の自分に戻ってしまうのは目標があまりに抽象的で具体性に欠けることが原因なのです。
まとめ
目標を実現したければ、まず「ふさわしい自分」になること
「ふさわしい自分」になることで、行動も変わり目標を実現しやすくなる
目標を決めるのと同時に、「ふさわしい自分」まで決めてしまえば目標を実現する可能性が高くなる
あいまいな目標を設定してもすぐに忘れてしまう
目標を抽象的なものから具体的なものにすればするほど行動に転化しやすくなる
具体的な目標を設定すればあとはいかに自分の限られた時間に振り分けて行動することで目標は達成しやすくなる
何も行動しなければ目標が達成されることはない