この記事ではこうした疑問にお答えします。
自分で何も考えずに、すぐに人に聞いてくる人が身近にいるとイライラしますよね。
この記事では自分で何も考えずにすぐに答えを出さない人に、自分で考えさせる方法について書いています。
この記事を読めば自分で考えない人にイライラすることは少なくなりますのでぜひ最後まで読んでみてください。
自分で考えない人にイライラしたときの対処法
イライラしたときは相手の立場に立って考えてみる
自分で考えない人にイライラしたときは、相手の立場に立って考えるようにしてみましょう。
なぜなら自分で考えない人は、考えたくない理由が存在するからです。
自分で考えたくない理由を、相手の立場に立って考えてみるとイライラすることはおさまります。
なぜなら本人なりに考えないもっともな言い分があるからです。
たとえば、
参考
- 自分の考えに自信がない
- 考えるのが面倒くさい
- 優柔不断
- 責任をおいたくない
- 人に依存している
- 自分は考えるべきでないと思っている
- 疲れている
などいろいろな理由が考えられます。
相手の立場に立って、なぜ自分で考えないか理由がわかればイライラすることもなくなります。
自分の視点でイライラするのではなく、まず相手の立場に立って自分で考えない理由をつかんでみましょう。
自分で考えない人にイライラしたときはおだやかに話す
自分で考えない人にイライラしたときは、怒らず穏やかに話すことが大切です。
なぜなら、怒って言い負かしたとしても反発するだけで自分で考えるようにならないからです。
たとえば任された仕事を自分で考えてやろうとせずに、すぐにやり方を聞いてくる新入社員がいたとします。
怒って「自分で考えてから聞いてこい」と言うのは簡単ですが、その社員は怒られたことをきっと根にもつでしょう。
反対におだやかに、「まず自分でできるところまでやってきてから一緒に考えよう」と諭してみると相手も受け止め方が違います。
自分で考えない人にイライラしたときは、おだやかに話してみることが大切です。
何度も話していると、自然と相手も自分で考えるようになっていきます。
自分で考えない人の特徴
自分で考えない人は次のような特徴があります。
関連
- 数学の勉強をしているときに、問題を見てわからなければすぐに答えを見てしまう人。
- ゲームをやっていて途中で行き詰まってしまったらすぐに攻略法を読んで次に進もうとしてしまう人。
- わからないことがあったら自分で調べることなくすぐに人に教えてもらって解決しようとしてしまう人。
こうした一見簡単で効率の良い解決策に頼ってしまう人は、短時間で問題が解決できて楽なように見えますが大きな落とし穴があります。
三つの事例で共通して言えることはすぐに答えを見て解決することで、何も自分の頭では考えていません。
もちろん答えが近くにあるんだったらすぐに答えを聞いて解決してしまう方が手っ取り早いということもあります。
すぐに答えを聞いて次に進んでいった方が効率が良いとも思えるでしょう。
ですが世の中自体がいろいろな問題に対して明確な答えがなく複雑で入り組んでいます。
自分の頭で考えることなくすぐに答えを見つけようとしても見つからないのが実情のはず。
ですから自分の頭で考えることなくすぐに答えをもらっていた人は、自分で考えることをせずにまず答えを探すことに労力を使い始めてしまいます。
すぐに答えが見つかればいいのですが、そんな簡単に答えが見つかるようなことは最初から問題ではありません。
すぐに答えが見つからないからこそ答えを見つけることができれば価値があります。
自分で考える人はどんな人?
一方で自分の頭で考えできた人は、まず答えを探そうとはせずにいったんは自分の中で仮の答えを導き出します。
正解かどうかはわかりませんが、いったんは自分なりの答えを出してもし間違っていればまた別の答えを考え出します。
こうして不確実性が強い現代で結果が出やすいのは、当然ながら答えを探し続ける人よりも自分で考えることができる人です。
答えなどどこにもないことがほとんどなので自分で考えて仮説を立てて行動できる人の方が結果が出やすいのは想像に難くないと思います。
ついつい答えを探そうとしてしまうのは、楽して解決しようとするこれまでの習慣のようなものですから変えることも可能です。
問題を発見したときはすぐに答えを探そうとするのではなく、いったんは自分の頭で考えてみることで自分の頭で考える力が身につきます。
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まとめ
自分で考えない人にイライラしたときは、まず相手の立場に立って考える
自分で考えず答えを探すのは楽な解決方法だが自分で考える力がつかない
自分で考えることは一見効率が悪いように見えるが、長い目で見ると考える力がつき結果が出やすくなる