この記事ではこうした疑問にお答えします。
失敗はできることならしたくないもの。
この記事では失敗しない方法を教えることはできませんが、失敗を受け入れられない気持ちと上手に付き合う方法を解説します。
失敗が怖くて受け入れられずに悩んでいる方にとって、失敗に対する考え方が変わる方法です。
この記事を読めば失敗が怖くて受け入れられない気持ちと上手に付き合う方法がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
失敗を受け入れられない気持ちと上手に付き合う方法
失敗を恐れてしまうことは、行動できない原因の一つです。
僕も失敗して笑われるのが怖くて、行動できないことがたくさんありました。
たとえば
- うまくいかずにバカにされたらどうしよう
- 行動しても失敗するのではないか
- 失敗したら笑われるのではないか
などいろんな恐怖心が湧いて行動できなくなってしまいます。
恐怖心を取り除こうとしてもうまくできずに、結局行動しないこともあると思います。
ですが失敗が怖いのは、誰でも持つふつうの感情です。
ですので失敗が怖い感情を取り除くこと自体が、とても難しいのです。
そこで失敗が怖いという感情を取り除こうとするのではなく、失敗が怖いと思いながら行動すればいいのです。
失敗が怖いという気持ちをあるがまま受け入れて、失敗が怖いという気持ちと一緒に行動します。
恐怖心や不安をあるがまま受け入れて、いっしょに行動すれば前に進むことができます。
そもそも失敗することについて考えてみたいと思います。
僕たちは生きている限り失敗を避けて通ることは不可能です。
何も失敗せずにいることは、何も成長していない状態なのです。
自分を成長させようと思ったり、目標を達成しようとする人ほど行動します。
その分どうしても失敗は増えてしまいます。
失敗経験が増えれば増えるほど、僕たちはそこから学んで成長することができるのです。
むしろ何も失敗していないのは、何も成長していないという危険信号ともいえます。
失敗についてアンソニー・ロビンスは次のように述べています。
人生で経験することは2種類しかない。成功する経験と学ぶ経験である。
成功は学習の結果である。そして学習は間違った決断の結果である。
続いて『アメリカの心』という本から失敗についての誌を引用します。
「失敗を恐れるな」
君はこれまでに何度も失敗した。
きっと覚えていないだろうが。
初めて歩こうとしたとき、君は転んでしまった。
初めて泳ごうとしたとき、君はおぼれそうになった。
ホームランバッターは、よく三振もするものだ。
ベーブ・ルースは1330回も三振した、だが714本というホームランも打っている。
<スポンサードリンク>英国の小説家ジョン・クリーゼーは、564冊の本を出版する前に、753通の断り状を受け取った。
失敗を恐れちゃいけない。
トライもしないで逃すチャンスこそ、恐れたほうがいい。
失敗を馬鹿にされるのは無視すればいい
人は失敗からしか学ぶことができません。
失敗することは怖いものではなく、むしろ自分を成長させるので恐れる必要などないのです。
話が上手くなりたいなら、人前で失敗する経験を積まなければ上手くはならないのが原則です。
失敗を馬鹿にされるのが怖くて話す練習をしなければ、いつまでたっても話はうまくはなりません。
話好きな人は自分の話が相手にとってつまらないと思われても、自分が話したいことを聞いてほしいと思ってペラペラ話します。
自分が面白いと思うことを誰かに聞いてほしいと思って話すのです。
自分が面白くて誰かに聞いてもらいたいと思ったことを話してみた結果、相手が面白くなかったとしてもそれはそれでいっこうにかまわないのです。
何人かに一人は自分の話を聞いて楽しんでくれる人がいることが単純に嬉しいのです。
こうして話好きな人はもしかすると最初は全然話が面白くなかったのかもしれません。
けれどもいろんな人に話をしていくうちにどんどん話がうまくなっていき、自分の話を聞いて喜んでくれる人が増えていきます。
これは毎日毎日野球の練習をしている人とたまに草野球をやっている人とでは、明確に実力の差が開いていくのと同じようなものです。
失敗を馬鹿にされるのを気にすることなく、毎日毎日繰り返し練習をしているうちに自然に野球がうまくなっていくのです。
一方野球は好きだけれども三振する姿を見られるのが格好悪いと思いながらなかなか練習に行けない人は、三振を続ける自分から脱却することはできません。
この野球が上手くなっていくプロセスと同じように、失敗を馬鹿にされるのが怖くて実行に移せないでいると何も上達しません。
話が上手くなりたいと思うのであれば、ある程度相手から面白くないと思われた失敗経験が必要なのです。
野球で例えるならば、人前で三振して格好悪い経験は上手くなるためには避けて通れないプロセスと同じようなものです。
失敗を馬鹿にされるのが怖くて自分の話をしないことは、実は格好悪い自分を見せたくないという自意識が働いていることが原因です。
本当に話が上手くなりたいのであれば、ある程度相手に面白くないと思われるような失敗体験が必要です。
また、相手のことに気を遣い過ぎていてはこの失敗経験を前倒しで積むことはできなくなってしまいます。
何かを上手くなるときは、人前で失敗をして格好悪い経験をすることは避けて通れないのです。
まとめ
失敗が怖い感情は避けてとおれないので、上手に付き合うことが大事
成長している人ほどたくさん失敗している
失敗と上手に付き合えると、どんどん成長していくことができる
失敗を馬鹿にされるのが怖くて何も話さなければ、いつまでたっても話は上手くならない
人は失敗経験からしか学ぶことができない
失敗を馬鹿にされるのを避けようとすればするほど成長の速度は遅くなる