この記事ではこうした疑問にお答えします。
「自分はこんな人間ではない」と苦悩しながら、自分らしさがわからなくなっていました。
ですので、自分の価値観がわからないという気持ちはすごく理解できます。
自分らしく生きるために心理学や成功哲学の本を読み漁っていると、自分の価値観の見つけ方がだんだんわかってきました。
僕が自分らしく生きれなかった原因は、「他人の価値観で生きているから」だったのです。
他人の価値観で全てを判断していたので、何をやっても自分らしく生きることができませんでした。
自分の価値観の見つけ方を知ってからは、自分らしさを取り戻していくことができました。
この記事では価値観の見つけ方がわからないと悩んでいる人のために、他人の価値観で生きずに自分らしく生きる方法を書いています。
自分らしく生きるために必要なことを書いているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
自分の価値観の見つけ方を知るワーク
自分の価値観の見つけ方は、時間をかけてでも取り組む価値があります。
なぜなら自分の価値観は、自分が人生で決断するときの判断基準になるからです。
また自分の人生の目標を見つけるときにも、自分の価値観を知ることは大切です。
なぜなら自分の目標が自分の価値観に沿ったものでなければ、目標達成のモチベーションが維持できないからです。
さらに目標が達成できたとしても、自分の価値観と違うため達成感を得ることができません。
目標を達成したのに満たされなかったり、虚しい気持ちがするのは自分の価値観に沿った目標ではないからです。
では、自分の価値観の見つけ方を紹介します。
以下のワーク形式の質問に答えることで、自分の価値観が見えてくるようになります。
頭の中で考えるのではなく、紙に書き出してアウトプットしてみましょう。
自分の価値観の見つけ方がわかってくると思います。
自分の価値観の見つけ方のワーク
実際に自分の価値観の見つけ方のワークをご紹介します。
以下の12個の質問に対しての答えをじっくり考えて、実際に紙に書き出してみてください。
頭で考えるよりも、実際に紙に書いてみると何かが見えてくると思います。
- あなたは、どんなときに心からの満足感や喜びを感じますか?
- あなたが、子どもの頃からワクワクしてきたのはどんなことですか?
- あなたは、10年後どんな人になっていたいですか?
- あなたが、充実した人生を送るために、これだけは実現したいと思うことは何ですか?
- 失うと生きる気力がなくなってしまうものは何ですか?
- もしもお金の心配がまったくなかったら、どんなことがしたいですか?
- どんな人を尊敬していますか?また、その人のどんなところを尊敬していますか?
- あなたが亡くなった後に、誰に何を残したいですか?
- あなたがこれまでの経験で一番努力したことは何ですか?
- あなたがこれまでで一番感動したことは何ですか?
- あなたが死んだあとに、まわりの人にどんな人だったと言われたいですか?
- もしもあなたの人生が、残り3日間しかなかったら、何をしますか?
これら12個の質問に答えることで、おぼろげながら自分の価値観の輪郭が見えてきます。
自分の価値観の見つけ方を知れば、自分が達成したい人生の目標も見えてきます。
自分の価値観がわかれば、今後の判断基準のベースになるのでじっくり時間をかけてワークに取り組んでみてください。
自分らしさがわからないのは他人の価値観で生きているから
他人の価値観に無理に合わせると自分を見失ってしまう
自分らしさがわからないのは、他人の価値観で生きているからです。
なぜなら無理に他人の価値観で生きようとしてしまうことは、本来の自分の価値観を押し殺してしまうからです。
たとえば他人がかけている眼鏡を「これをかけてみるとよく見えるよ」と渡されてかけてみたものの、全然自分には合わないのに無理してかけ続けているようなものです。
また他人が着ているサイズの合わない服を「これ着るとオシャレだよ」と言われて、似合いもしない服を着続けているようなもの。
他人にとっては合っていたものが、全て自分にも合うとは限りません。
価値観も同じで、他人にとっては良いと思われていた価値観が自分にも合うとは限らないのです。
他人が「入社したら最低でも3年は我慢して仕事をするべき」という価値観を持っていたとしても、それが自分に合うとは限りません。
他人の価値観に合わせて無理に3年働いて、自分を押し殺してメンタルを壊してしまう人もいます。
他人の価値観で生きるのは、自分に合わない生き方を無理して合わせようとしているのです。
自分を他人の価値観に合わせようとするので、自分らしさがわからなくなってしまいます。
他人の価値観で生きているのは気づきにくい
自分が他人の価値観で生きていることはなかなか気づきません。
知らず知らずのうちに他人の価値観が刷り込まれてしまっているので、他人の価値観が自分の価値観のように思ってしまっているからです。
こうした他人の価値観を植え付けられることは、両親や友達のように接する時間が長い人から大きな影響を受けているもの。
ですが自分では他人の価値観を植え付けられているとは気づかずに生きていることがほとんどです。
一歩立ち止まって自分がどんな価値観に基づいて生きているのかを客観的に見てみないことには気づきようがありません。
たとえば自分は良い成績を取らなければならないという価値観で生きていると、常に優秀な成績を取り続けなければずっと苦しみ続けます。
このような価値観で生きていると自分が思うような成績をとれなかったときにずっと自分を責め続けることになってしまいます。
良い成績をおさめ続けることが自分の価値観に合っているならそのような価値観を持つこともいいのかもしれません。
けれども良い成績を取り続けることが自分の人生の目的とつながらない人がそのような価値観を持っていると、いつまでも息苦しさを感じることになってしまいます。
自分の持つ価値観は知らない間に色眼鏡をかけているようなものです。
色眼鏡をかけ続けていると、自分がみている世界が当たり前のように錯覚してしまいます。
色眼鏡をかけ続けていると見えている世界が当たり前のように思ってしまい、自分に合った眼鏡なのかを考えずにかけ続けてしまいます。
もしも自分らしさがわからないのであれば、誤った色眼鏡を知らない間にかけているはずです。
自分がどんな価値観で世界を見ているのかを冷静に判断してみると、他人から植え付けられた価値観でこれまで生きてきてしまったことに気づきます。
たとえば
- 弱音を吐いてはならない、
- 人から嫌われてはならない、
- 強くあらねばならない、
- 楽しんではならない
- 良い成績を取らなければならない
などといった自分には合わない価値観を植え付けられていると、自分らしさを失ってしまいます。
自分が知らず知らずに身に付けた価値観はどうしても自分では気づきにくいもの。
気づかないうちに他人の価値観で生きていることは自分らしさをなくしてしまうことになります。
自分が知らない間に他人の眼鏡をかけ続けてしまうことは、よくあることなのです。
他人の価値観にで生きずに、自分の価値観で生きるために野口嘉則さんの「これでいいと心から思える生き方」がおすすめです。
他人の価値観に振り回されずに、しっかりとした自分の価値観を築き上げることに役立ちます。
まとめ
自分の価値観の見つけ方を知っておけば、自分の価値観を知ることができる
自分の価値観を知っておけば、迷ったときの判断基準になる
価値観の見つけ方のワークを試してみると、ぼんやりと自分の価値観が見えてくる
自分の価値観を押し殺して他人の価値観で生きているとどうしても息苦しさを感じてしまう
自分の人生の目的と照らし合わせて本当に今の価値観で生きることが必要なのかを一歩立ち止まって考えてみる必要がある
サイズの合わない服を着て窮屈さを感じているなら自分に合った服に着替えてみると楽に生きられる