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今を楽しむことを忘れてしまった大人たち

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大人になると今の時間を楽しむことを忘れてしまいがちになります。

 

自分が楽しいと思うことよりも世の中から正しいと思うことを優先してしまうから。

 

大人気ないなんて言葉があるくらいだから、楽しむよりも世間から見て正しい姿を演じるようになってしまう。

 

大人とはかくあるべき!なんてことをずっと続けているとある日ふと気づきます。

 

「あれ?何をやっても楽しくない」と。

 

そりゃそうなります。

 

だって「楽しいことしたい」って心の声をずっと押さえ込んできたわけですから聞こえなくなるのは当然といえば当然です。

 

自分の中にあった無邪気な「楽しみたい」って心はずっと抑えられると「言っても無駄か」と思って引きこもってしまいます。

 

こうして心を抑え続ければ、今を楽しむことを忘れてしまった大人たちの完成です。

 

何をやっても楽しくないです。

 

昔時間を忘れて楽しんだことをひさしぶりにやってみても楽しめません。

 

楽しめないばかりか「こんなことやってても時間の無駄」なんて言葉が聞こえてきます。

 

楽しくないので元の世の中が決めた正しいことばかりやる生活に戻ってしまうわけです。

 

大人としてかくあるべきの象徴として、資格試験を勉強することに時間を使います。

 

大人として正しい生き方の模範解答を探し始めます。

 

資格の勉強したり英会話やるのは確かに世の中の基準に合わせれば正しいことやってます。

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でもそれ楽しいですか?って話です。

 

楽しいことって心の栄養みたいなものです。

 

栄養を与えないと心は死んでしまいます。

 

もしも今を楽しめないとするならば、楽しむ心に栄養を与えてこなかったからかもしれません。

 

無邪気に楽しむ心を抑え込んで、世の中が求める正しい姿である資格試験?英会話?などに自分を押し込めてしまった結果です。

 

世の中がこうあるべきとする姿に近づけることは悪いことではありません。

 

世の中からの評価を得たいと思えば、世の中が求めていることに答えればいいからです。

 

世の中が求めていることを一生懸命こなしていけば、世の中から評価を得ることはできるでしょう。

 

ただ自分の心を無視しつづけると、何をやっても楽しくなくなってしまいます。

 

世の中からの評価を得ることができた一方で、自分の心が犠牲になってしまいます。

 

昔楽しかった遊びをしても、心から楽しめない自分ができあがってしまいます。

 

世の中が求めていることを無視しようと言っているわけではありません。

 

ただ自分が楽しむ心も同じくらい大切にしたほうがいいと思うのです。

 

ずっと自分が楽しいと思える心を無視することで、楽しむことができなくなってしまいます。

 

楽しいと思える心を失ってしまう代償は、人生から彩が消えてしまうことかもしれません。

 

楽しいと思える心を大切にしていきたいものです。

 

 

 

 

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