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運営者情報|アダルトチルドレンの経験から回復を支援するために

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はじめまして。松本幸治です

このブログに訪れてくださり、ありがとうございます。
私は松本幸治と申します。

このブログでは、アダルトチルドレンとしての体験をもとに、「生きづらさからどう回復していくか?」をテーマに情報を発信しています。

私は18年間、親から虐待を受けて育ちました。その経験から心に大きな傷を負い、社会になじめず、常に「自分はおかしいのではないか」と感じながら生きてきました。

この記事では、なぜこのブログを運営しているのか、どのような思いで発信しているのかを、僕自身の過去とともにお伝えします。


アダルトチルドレンとしての人生の始まり

「普通の家庭」ではなかったと気づいたのは大人になってから

幼少期から18歳まで、私は父親からの精神的・身体的虐待を受けていました。

  • 一晩中怒鳴られる

  • 食事を与えてもらえない

  • 友達の前で殴られる

  • 理不尽な暴力にさらされる

思い出したくない記憶ばかりですが、これが私の日常でした。鍵の開く音に怯え、父の帰宅が恐怖でしかなかった日々。その影響は今でも残っていて、突然大声が聞こえると体がこわばります。

当時はそれが「普通」だと思っていました。しかし成長するにつれ、自分の家庭環境が「異常」だったことに気づきます。

唯一の味方だった母との別れ

そんな中で、唯一の心の拠り所だったのが母の存在でした。
母は病弱ながらも、いつも僕を守ってくれる優しい人でした。

しかし、18歳のときに母は病気で亡くなりました。
発作が起きた母を病院に連れていってほしいと父に頼んだのに、拒否され、その後救急車で搬送されたものの、母は帰らぬ人となりました。

僕にとって「自分の全て」を奪ったのは父だった。
その憎しみと喪失感は、計り知れないものでした。


親を許す? 許さない? その葛藤と向き合って

許すかどうかに「正解」はない

アダルトチルドレンとして生きてきた私にとって、「親を許すかどうか」というのは大きなテーマでした。

結論から言えば、私は父を許すことにしました。でも、これは時間をかけて自分のために選んだ道です。

虐待した親を許す必要なんてありません。
許してもしんどいし、許さないままでもいい。
大切なのは、「どちらの選択が自分の心を軽くしてくれるか?」という視点だと、私は思っています。


生きづらさに直面し、心理学を学び始める

社会に出てからも続いた「人間関係の困難」

家を出てからは、どうにか一人で生きていくために必死で働きました。
でも、どこへ行っても人間関係がうまくいかず、転職を繰り返す日々。

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「自分だけがなぜこんなにうまくいかないんだろう?」
そう疑問を持ったことが、私の転機となりました。

心理学の本を読み漁り、セミナーにも通い、自分の問題の根っこにあるものを探りました。
そしてたどり着いたのが「アダルトチルドレン」というキーワードだったのです。


父を許す決断が自分を救った

自分のために、父を許すと決めた日

私は7年以上、父と一切連絡を取っていませんでした。
しかし、「父を許さない」という気持ちが、自分を縛り続けていることにも気づきました。

それでも許すことは簡単ではなく、葛藤を繰り返しました。
でもあるとき、「今の自分の苦しみから解放されたい」という思いが、父への怒りをわずかに上回ったんです。

だから決めました。
自分の人生を前に進めるために、父を許そうと。


父との再会で見えた「虐待の連鎖」

父もまたアダルトチルドレンだった

父と再会し、何度か話すうちに見えてきたのは、父もまた虐待の被害者だったという事実でした。

祖父からの虐待。
そして、その連鎖の中で育った父。

もちろん、だからといって私への虐待が正当化されるわけではありません。
でも、父自身もまた心の傷を抱え、社会になじめずに苦しんでいたアダルトチルドレンだったのです。


このブログに込めた思い

負の連鎖を、僕の代で断ち切りたい

私は今、「アダルトチルドレンの回復支援」をテーマにこのブログを運営しています。

かつての僕のように、生きづらさに苦しみ、どうしていいか分からないまま毎日を過ごしている人がたくさんいます。

このブログが、そのような人たちにとって少しでも希望の光となればと思っています。

学んできた知識と経験をシェアしていきます

心理学やアダルトチルドレンについて学んできた知識、そして僕自身が実際に体験してきたリアルな気持ちを、できるだけ分かりやすく、時にはくだけた言葉で綴っていきます。

「なんとなくしんどい」「自分だけが社会に馴染めない気がする」
そう感じている方に、届くように。


最後に:あなたは一人じゃない

アダルトチルドレンとして育った人にとって、過去の記憶は消えないし、心の傷は簡単には癒えません。

でも、それでも前を向いて、少しずつ回復していくことはできます。
僕自身がそうだったように、苦しみから抜け出す道はきっとあります

このブログが、あなたが自分自身と向き合うきっかけになればうれしいです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


松本幸治|アダルトチルドレンの回復支援ブログ管理人
あなたの心が少しでも軽くなるお手伝いができますように。

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