どんな人でも多かれ少なかれ問題は抱えているものです。中には何年も同じ問題を抱えながら悩み続けていることもあります。
問題を解決するのは手順さえつかめていればそんなに難しいものではありません。
ぼんやりと問題だと思って自然に解決するのを待っているだけでは問題は解決しないのです。
ではどのようにして問題を解決していけばいいのでしょうか。
デール・カーネギーの名著「道は開ける」には次のように書かれています。
参考
- 問題点は何か?
- 問題の原因は何か?
- いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
- 望ましい解決策はどれか?
難しくあれこれ考えずに手順に沿って問題の解決方法を考えていくわけですね。
解決策が決まればあとは実行するだけなので頭の中がすっきりします。
では、他人の目が気になってしまうという問題をかかえているのを例に解決策を考えてみます。
目次
1.問題点は何か?
何かをしようとするときに他人の目が気になってしまう。
2.問題の原因は何か?
自分に自信がない
3.いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
他人の目が気になるのは考え方の癖のようなものなので、癖がでてくるたびに修正していく
自分の判断は間違っているかもしれないが他人に合わせて生きるよりも自分の信念に従って生きたほうがよほど楽しいという考えを持つ
自分が思っているほど他人は自分のことを気にかけていないと思う
他人が自分のことを見ているのが本当に事実なのかを確かめる。自分のことを見ているのが自分の思い違いという可能性を考えてみる
4.望ましい解決策はどれか?
他人が自分のことを見ているのが本当に事実なのかを確かめる。
自分のことを見ているのが自分の思い違いという可能性を考えてみる。
他人の目を気にするというのは他人が自分のことを見ている妄想が引き起こしている可能性が高い。
それが本当に事実なのか、もしくは自分が勝手に思っているだけなのかを冷静に考えてみると事実でないという仮説が立つため
こうして自分が抱えている問題を手順に沿って考えてみると解決策は出てくるものです。
解決策が正しいかどうかは実際にやってみなければわかりません。
けれども、解決策を考えずに延々と悩み続けているよりかは少しでも前に進んだような気がするものです。
何か問題を抱えているなら簡単な手順に沿って解決策を考えてみると問題は解決の方向へと進み始めます。
まとめ
問題解決は漠然と頭で考えているだけでは解決へと進んで行かない
簡単な手順でいいので問題の解決方法を知っていると問題は少しずつ解決する方向へと進んでいく
問題を事実に基づいて考えてみるとほとんど解決策は見つかったようなもの